バンブーオブビッグあとがき弐『サブロウ』 | 劇団マリーシア兄弟 プレスブログ

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朝の激しい雨、ほんと凄かったですね。

止んだかと思いきや、土砂降り…。

なかなか油断できませんでしたね…。

 

梅雨が早くあけた分、

今年はいつもより早く秋はきてくれるのでしょうか?

広報担当健太郎です。

 

このままテンポよくあとがきを書いていきたいと思います(現時点では。)。

 

あとがきシリーズも第二弾。

紺野浩史くん(以下、ヒロシくん)演じたサブロウのターン。

 

かつてはコンビで活動していたが、

お笑いの方向性の違いで現在はピン芸人として活動中。

独自のお笑い感を持ち、その解釈は一見他人には理解出来ない。

ステージ上ではスベる事よりも、笑われる事のほうが嫌い。

コンビ時代はボケで活動していたが、実生活においては

どちらかと言えばツッコミをいれるほうが多い。

芸歴は、オフィスヴェルデの中ではトップクラスに長い。

 

 

ザックリ書くと、こんな感じでしょうか。

フライヤーの”サブロー”表記は俺の勘違いです(笑)

 

でも、芸名って事でいいかって事にしてしまいました。

 

この俺、ケンタロウが演じた”タケシ”とペアになることが多く、

今作では一番先に出番が終わるのが、”タケシ”と”サブロウ”でした。

 

もう、この時の安堵感ったらなかったですね。

舞台は、ここからクライマックス。

 

(ゼログラビティーサブロウ)

タケシとともに、今作では回し役のポジショニングでした。

ただ、相方がこないタケシはあまり動きが大きくも、多くもなかったので

サブロウは”動”の回し役でした。

常にどちらかが舞台にいて、一緒にいる時は

サブロウが先陣切って、舞台を回してくれていた気がします。

 

”動”の回し役という事で、

世界のキヒラ演じるフタミさんを引っぱたいたりしましたし、

今作最大のドタバタ、

フタミのコーラ一気飲みの下りでは、

そこそこ離れたこの位置からのストッパー役でした。

 

当初の脚本ではタケシもこれに加わる予定でしたが、

前のシーンでの立ち位置等の関係で、サブロウ一人で止める事に。

タケシは、ただ笑っているだけで良くなって、超楽だった。

 

進撃の土屋リンを止めるのは、なかなか骨が折れたことでしょう(笑)

 

後ろから見た図。

立体機動を使っていたのかってくらい素早く

サブロウが動いていたかがわかります。

 

この様に、見事に”動”の回し役をやってのけてくれました。

この時に、

「嘘だろ!」

と言うセリフは、脚本には無く

とっさに出たようです(笑)

 

このように、ヒロシ君は稽古の段階からも色々持ち込み(アイディアの)があり、

幾つかが、そのまま採用されました。

 

そのアイディアは、俺が脚本読んだ所では到底想像もつかないもので、

なかなか稽古の段階でも楽しませてもらいました。

 

元々、コンビで芸人をやっていたサブロウ。

解散理由は、”お笑いの方向性の違い”だったそうです。

 

一見、聞くとタケシのツッコミ通り、

「何、そのバンドの解散理由みたいなものは?」って感じなんですけど、

話を聞いてみると、それなりに納得できたりします。

 

 

なもんで、このメンバーの中では社長を抜いた現役芸人の中で

唯一の解散経験者だったのかもしれません。

他のメンバーもあってもおかしくはないですが、セリフから察するに

なかったような気がします。

 

映画の話が出た時も、いち早く二人の今後を気にかけていました。

若干ズレのある”バンブーオブビッグ”の二人に危機感を覚えたのかもしれません。

 

(完全に教祖を匿って地下に隠れている幹部の空気)

 

でも、多分だけどサブロウは経験上2Wayな考えを持っていて、

どちらにしてもなんだかんだやっていけて、

でも後悔しないようにちゃんとしておいた方が身の為だよ、

くらいなスタンスだった気がしています。

俺の勝手な憶測だけど。

 

なので、タケシの危機に対しても、

バンブーの危機に対しても、

そんなに温度差なく接していた気がします。

 

だから、アッサリタケシとコンビを組めた様な気がします。

でも、これで二人がコンビ結成するとか、そうゆう意味ではなかったんだと思ってます。

 

コラボ枠くらいな気持ちでやっていた気がします。

少なくとも、タケシ役の俺はそうゆう解釈でやってました。

 

右手に”裸でエプロン”。左手に”全裸にトレンチコート”。

サブロウ曰く、この2点は物理的に一緒らしいです(笑)

 

でも、たしかに男目線というか、一般的な先入観はありますよね。

男がこう考えるとかじゃなくて、男目線な物が世の中の感覚になっているものの一つだと思いました。

そもそもこの話題に女性目線なんてもの自体ないんじゃなかろうかと…。

男性側の妄想と男性側のタガが外れた行動。

ここには、女性の考えはない気がします。

 

 

はい、どうでもいい話です。

 

鬼スベッたというライブのネタ。

どんなものだったんでしょうか。

 

アンケートやSNSのコメントで、

「どんなネタをやっていたのが、気になる。」

なんてメッセージが多かった気がします。

 

(ゼログラビデからの空中ダッシュ)

 

ピン芸人ですからね…。どんなでしょう。

フリップも、何も道具持ち込んでいなかったから、

その身一つで勝負する芸風かもしれません。

 

「この衣装はどこで買ったの?」

と聞いたら、持っていたと言っていました。

これは、俳優・役者あるあるかもしれませんね。

 

いつか、何かで使えるだろうと持っていて、そのチャンスがきたバージョンです。

そのチャンスがこない限りは、私服とは名ばかりでずっとタンスに封印されたままです(笑)

 

 

実は、ツイッターでも本人言ってましたが、

約2年半ぶりのステージだったそうです。

 

そもそも俺がヒロシくんと出会ったのは、

劇団マリーシア兄弟に正式加入するキッカケとなった

”ド・M野郎の宴”の旗揚げ公演の時にいた照明さんでした。

 

つまり、裏も表もやってしまうわけですね。

二刀流って奴ですよ。

 

複数の草鞋を履く事に憧れのある俺としては、かっこいい限りです。

 

とにかく、そんなブランクを感じさせることなく、

舞台上でがっつり輝いておりました。

 

本当にお疲れ様でした!!

 

では、ネクストあとがきは、

話にも出てきたので、進撃の土屋ことつっちーが演じた

”ハヤシコウイチ”通称リンちゃんに迫るあとがきです。

 

今回も、お付き合いくださいまして

ありがとうございました。