バンブーオブビッグあとがき壱『カラキ』 | 劇団マリーシア兄弟 プレスブログ

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こんばんわ。

また暑い日が戻ってきてしまいましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか??

 

甲子園は、とても盛り上がりましたね。

甲子園が終わると、秋がくる…。

そんな気がいつもしているんですが、まだ暑い日が続きそうです。

 

個人的に、大阪桐蔭が優勝すると思っていた広報担当健太郎です。

 

 

 

恒例のあとがきシリーズに行ってみたいと思います!!

いつも、そうですが

「行ってみたいと思います。」って言ってから、文章考えているので、

乱筆と長文はどうぞご容赦ください。

 

今回、いつもと違う方が、読まれていそうな気がするので、

まず最初にお詫びを…(笑)

 

それでは、歳岡孝士さん(以下、トシオカさん)演じた

カラキのターンです。

 

 

ミドリの過去を知っているミドリの芸人時代の先輩。

自身は、自らの意思でお笑いコンビ・ハヤブサナイト(通称HN)を解散。

その後、お笑い事務所を設立。

自分のところの芸人とは、仲が良くないが、

オフィスヴェルデの面々には、バカにされながらも

こちらのほうが居心地がいいと呟くほどの距離感。

表には出さないが、後輩であるミドリたちの事を気にかけている。

 

(楽屋でのトシオカさん。)

 

ざっと書くとこんな感じでしょうか。

 

今作『バンブーオブビッグ』の主役は、カエデとヨウヘイでしたが

前作『GreenPeace-グリーンピース-』の続編ということで、

ミドリも裏主役的な立ち位置でした。

 

そこで、このカラキ社長は、

とてもとても重要なキャラクターであったのは間違いありません。

 

グリーンピース解散の詳しい理由は知らないと、

何度か言っていましたが、

多分知っているんですよね(うん、多分。確認してないけども)

まぁ、少なくともなんとなくは。

 

ミドリの相方、カズヤの事も知っているカラキ社長には、

カエデとヨウヘイはどう映ったのでしょう。

 

ミドリ越しに見れば、やはり複雑な心中だったのかもしれません。

 

ハヤブサナイト…『HN』ってTシャツを作って、けっこう人気だったと…。

なぜ、その時誰も教えてあげなかったんでしょうか…。

そもそもハヤブサは英訳してないんだから、

そこも特に気にはしていなかったのかもしれませんね(笑)

 

これは、前作を観た方ならお分かりいただけたでしょうか??

 

 

そうです。あのクソダサい伝説のバンド

『バターナイフウィークエンド』の流れと同じです(笑)

あのバンド名も、『BNW』とどこぞのブランドのように言っていましたが、

正確には、『BKW』でした。

 

もはや、ハヤブサの夜もなかなかかっこいい気がしてきましたよ、俺は。

 

ほとんど、セリフがない時の

そこにいかた(?)…日本語おかしいな。

ただここにいる空気みたいなものが、凄かった…

と、上の写真のようなシーンで感じました。

 

普段楽屋で喋ったりしている時も、

「あれ?今、カラキ社長でした?」というくらい、

舞台上も、普段も自然でびっくりしました。

 

 

まぁ、何を隠そう。

いや、もうご存知の方がほとんどだと思いますが、

歳岡さんは、劇団の主宰で脚本、演出もされている方なのです。

 

どこかのお芝居をされていた方が、

「私は、歳岡さんが演出だったら、お芝居辞めなかった。」

と、言わしめるほどの演出家様なのです。

 

「さて、フタミさん見て、うちの芸人が劇場冷やす所見てこよう。」

と、いうセリフがあったんですけど、一度だけ本番中に

「さて、フタミさん見て、うちの劇団員が劇場冷やす所見てこよう。」

と言ってしまうほど、劇団の主宰なのです。

 

あの時は、それを拾えず…。

あれをあの瞬間拾える俳優に私はなりたい…。

 

 

夏休みは、なぜ自由なのか?

 

「セミがいるから。」

 

バカの答えだね、と一蹴されますが、

その後、ミドリに質問したときに、

ミドリも同じ答えを出します。

 

笑える所だし、二人気が合うね!

みたいな所でもあるんですが…

 

だってセミの生態を考えてみると…

セミって、ずっと自由じゃなかったですよね??

 

 

上のは、喩えですけど

ちょっと視点を変えるだけで、実は深い答えなような気もします。

 

カブトムシとか、すいかはちょっとわからないですけど(笑)

 

雇う側と雇われる側。

しかも、今回の雇う側は、元々雇われていた人間。

 

この上司と部下のような視点も、

観る人によっては、色んな見方があったみたいですね。

 

さながら、今回の社長二人は、

先輩後輩という組み合わせでしたが。

 

 

ご自身の仕事の本番と本番に挟まれ、

劇団マリーシア兄弟の稽古、公演に臨んでくださいましたが、

ほんと忙しそうでした。

 

稽古に入ったのも、わりと遅めでしたが、

本気モードに入ったら、すぐセリフも入り、さすがでした。

 

また、うちのチカラ様の数少ない(一人しかいないという噂)主宰仲間とのことでしたが、

ほとんど、指示なく脚本の意図を汲み取り、お芝居してくださっていました。

 

 

色々、お話させていただきましたが、

面白かったし、勉強になりました。

歳岡さんのツイッターも面白いので、

オススメです。

 

歳岡さんのツイッター

 

 

そんな歳岡さん作・演出の舞台が、

来月にあります!!

 

本当に忙しい!!(笑)

 

劇団マリーシア兄弟を観にきたけど、

歳岡さんの舞台も気になる!!

と、いう方は是非チェックくださいませ!!

 

 

劇団Please Mr.Maverick第8回本公演
「演劇魂」
作・演出:歳岡孝士
劇場:新宿シアター・ミラクル
日程:9月26日(水)~30日(日)

【上演スケジュール】
9月26日(水)19:30~
9月27日(木)14:00~
9月27日(木)17:30~
9月28日(金)※短編17:00~
9月28日(金)19:30~
9月29日(土)13:00~
9月29日(土)※短編15:30~
9月29日(土)18:30~
9月30日(日)13:00~
9月30日(日)17:00~

【あらすじ】
暑い夏の日。劇場では演劇が上演されていた。
クライマックスに差しかかろうという時、
客席から男の罵詈雑言が飛んでくる。
台無しになる舞台。終演後、詰め寄られる男。
「だったらお前やってみろよ」
…そこで男が見せた演技は輝きを放っていた。
彼らは何のために演劇をやるのか?
劇団Please Mr.Maverick、渾身の第8回本公演「演劇魂」
乞うご期待!

【チケット】全席自由
前売り3,500円、当日3,800円
若者割引(22歳以下、事前予約のみ)3,000円
※短編は、本編を予約している、
 またはご覧になった方は500円。
 短編だけをご覧になる方は1,500円です。

チケット予約はこちらから!


【出演者】
新原武(劇団扉座)
丹羽隆博(希望の星)
金子優子(希望の星)
斉藤優紀
市瀬美和
草野智博
笹本純一
清水りさ子
奥野優太(ドラマティック・カンパニー)
照久(劇団Please Mr.Maverick)
歳岡孝士(劇団Please Mr.Maverick)


【スタッフ】
舞台監督:横山朋也
照明:志佐知香
音響:鷹取こうへい
殺陣:丹羽隆博(希望の星)
振付:落司さとこ
音楽:元道俊哉
写真:仲宗根 美幸
フライヤーデザイン:萩原有
制作:相馬美玖(希望の星)

【協力】
劇団扉座
希望の星
ドラマティック・カンパニー
ひがしじゅんじ
WITHYOU
奥野裕介
FULL HOUSE OFFICE

 

 

ネクストあとがき弐は、

こちらも客演で縦横無尽に活躍してくれました

ヒロシ君演じたサブロウにせまるあとがきです。

 

気長にお待ちください。