「ハハハハハハハハ〜〜〜」


来週もまた見てくださいねと言わんばかりの

ンフフフフフフフフフと言わんばかりの

物凄い高笑いがフロア中に鳴り響いた。


そっと声がする方をみると、

見た目はサザエさんだ。

あの髪型は誰にも真似できない物だと思ったが、現代にもヴィクトリーロール風の3本頭前髪が作れる女性がいるとは思いもよらなかった。


しかし、服装はバブル時代を生き抜いた女性のようだ。豹柄のマフラーに黒のレザージャケット、ハイブランドのバッグを身につけている。


そういえば彼女は職場のスタッフだった。

車椅子でフロアを駆け回る利用者を追いかけ回す様はまさにサザエさんそのものだと実に感じる。


ただ一つ、悩みがある。それは休憩室で話す時のエピソードの大半が島で働いていた時の話だ。正直聞き飽きてしまった。島での経験談なんて微塵も興味がないからである。

次こそは次こそはと思いながら、

私はサザエさんに似てると言われたことがあるのかどうかについて、聞くタイミングを毎度伺っている。

まもなく早4ヶ月になる。


サザエさんは応援スタッフであるため、

タイムリミットは残り4ヶ月だ。

アニメは時間が無限だが、現実は有限だ、、、、。