新年一発目のブログは「今年の抱負」を挙げたいところだけど、毎年高い目標を掲げては達成できなかった…と自己嫌悪に陥るので、もうそんな無意味な習慣をやめることにした。代わりに、昨年の自分の頑張ったのでは?と思える出来事を並べて、自分の僅かながらも成長していることを噛みしめてみようと思う。

 

1.一人暮らしを始めた

両親の健康のことや実家の手伝いもしなければいけなくて、ずっと実家暮らしをせざるを得なかったのだけど、えいやと勢いで出た。意外と全然いけた。世間的には早く出ろよ…と思われていたのかもしれないけど、自分の人生の中では大きな決断だったし、大きく動いたなと思う(物理的に)。

 

2.急かつ膨大な仕事への対応をした

私は会社での仕事に対する熱量は本当に低い。それゆえ何の期待もしていないから、この業界に失望したり辛さを感じたりもなければ、達成感すら感じたこともない。だけど昨年、会社に急に舞い込んできた仕事はやや違った。私以上にクールマインド(もはやドライ)の直属の上司も「うう…」と唸る程の面倒な仕事が突然舞い込んできて、私もその上司も無表情で朝から晩まで働く日々が続いた。そして終わりが見えてきた時、私は出社するなり倒れて病院に担ぎ込まれた。どちらかというと自分が過労による鬱にはならないが突然死をするタイプだと悟った。結局精神的には元気だから翌日の午後には出社したけど、もし同僚にそんな人がいたら「おい大丈夫か」と声をかけずにはいられない気がしたので、頑張った一覧に記載。あくまで精神的には来てないし、終わっても達成感はないですが。

 

3.卵子凍結の手術した

情緒不安定になって泣いたりしながら1か月間よく頑張った。本当に頑張ったと思う。通院も自己注射も大変だったし、大病をしたことのない私にとって全身麻酔の手術はとても怖かった。でも後悔は全くないし、あの時決断してちゃんと行動した自分には感謝してる。よく頑張った。

 

4.会社じゃないところで仕事をした

女性は経済的に独立しないといけない!と言われて育った私は、最近会社に依存することすら怖くなってしまった。そこで始めたのが個人での副業。大層なものではないので微々たる収入だったけど、打合せから何から準備が大変だったし、出費もした。ただ得るものも大きく、やりがいや楽しさも感じた。

 

5.趣味を持った

長年無趣味だった私に麻雀という趣味ができた。今までは旅行やライブ、飲み会などある程度の計画性のあるものに参加するということでしか息抜きができなかったのだけど、日常のちょっとした時間に楽しみがあるというのは、こんなに充実感があって自己肯定感があがるものか。

 

思い出せるのはこのくらい。こうして並べてみるとなかなか良い1年を送っている気がしてきた。昨年の元旦に立てたであろう抱負なんて全く達成していないだろうけど、日々の中でちょっとした成長(というか変化)があって、それを感じられたから、今回のブログは意味があったように思う。この気持ちを糧に、これからゆっくり今年の抱負を考えてみようと思う。