私は20代後半なのですが、年を追うごとに「私って、自分の意志で生きたことってあるのかな」と思ってしまいます。勉強をして親の臨んだ進路に進み、大学に入り、就職をし…結果的には、一般に言う真っ当な方向には進んだは思います。経歴だけ見るのなら、親孝行な娘なのかもしれません。ただ、失ったものもなければ得たものはあまりないというのが現実です。自分の進路を決める時に納得しきれていないということは、たとえ第一志望の学校に入れても自分がここにいるべきではないという気持ちに駆られます。同じ環境にいる仲間と価値観を共有することがあまりできず、気持ちがついていけないときが多いです。(もちろん、そんな環境下で出会えた友人はかけがえのない存在ですが)
何を言いたいかというと、病気を機に自分の人生を振り返った今、「自分で見通しをつけて、周りを説得して、自分の意志で進むということを私は成長過程で一切してこなかった」ということに気づいたんです。
急性低音障害型感音難聴は、決して大病とは言えません。でもストレスを原因として、メニエール病に移行してしまうかもしれない可能性のある病気にかかったことを、自分の人生の転機とすることで、今までの後悔をうまく転換し、成長できるチャンスにできればいいなと思います。
