カラナック製作記②カラナックのボディをメインにペイントしました。基本色にメックライトレッドを塗った後に茶インクでウォッシュして凹部に影を入れました。シタデルウォッシュだと流動性の悪さや乾燥時の結果に安定感が無いので凹部にきちんと色を入れたい時にはあまり使いません。インクの難しさは濃度が高いと確実に光沢に仕上がる点で自分はかなり薄めた後に若干の基本色を混ぜて使っています。この方法だと補正可能な程度の半ツヤぐらいにはなります。肌は赤系で階調をつけました。角類は影色を最初に塗って徐々に明るくなるように塗り重ねています。角のハイライトは宇宙狼グレーを使いました。多くの場合尖った部分のハイライトは白ではなく宇宙狼グレーを使っています。白よりもより白っぽく見える気がします。 コーンのマークなど金属部分はティンビッツ+ブレイズンブラス+茶インクを基本色としました。茶インクを混ぜるのは隠ぺい力の向上と金属色の流動性を高めて塗りやすくするためです。銀系以外の金属色を普通に塗る場合はインクは欠かせません。インク以外の普通の塗料を混ぜても塗りやすくはなりますが金属色の発色が抑えられて しまいます。基本色が乾燥した後に茶インクでウォッシュしたところまでで今回は終わりにしています。 首はおおまかな塗り分け後にウォッシュして凹部にインクを流したところで止まっています。
オウガタイラント製作記④仕上げを残してほぼ完成しました。ホーンはベリプレートの二本だけ先端になるほど黒くなるタイプに塗りました。この表現はここ数年で多くなったような気がします。肩に乗ってるノブラーはディテールがわかりにくくて苦労しました。右手はタイラントと同様に赤くしました。 付属のノブラーは完成。このボックスセットには二体のノブラーがオプションパーツとして入っています。