このニュースを読んで心を打たれた。
私たちには、いま、この先、何が出来るのだろう。

一人でも多くの人にこのニュースを読んでもらいたくて、貼り付けました。
是非、読んでみてくださぃ。

MALIA...




昨夜、東京タワーが青くライトアップされた。

国連が定めた「世界難民の日」を記念した催しだ。

青色は「希望」を表すという。

スイス・ジュネーブの大噴水や、オーストラリア・キャンベラの旧国会議事堂なども青く輝いたはずだ。



☆文字通り地球規模で難民問題に取り組んでいる国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、戦乱や政治的迫害などで故国を追われた人や国内の別の場所で避難生活を余儀なくされている人は、昨年末時点で世界に4370万人もいる。緒方貞子さんがUNHCRのトップを退いた10年前と比べほぼ2倍だ。


☆難民の中にもサクセスストーリーはある。1989年の中国の民主化運動の指導者の一人で、天安門事件後に米国へ逃れた李禄氏。一時は「投資の神様」バフェット氏の後継者に擬せられるほどビジネスで成功した。とはいえ、李氏は例外に近い。多くの難民は言葉の壁に囲まれ、仕事や住居の確保にも苦労する。


☆難民についての最も基本的な取り決め「難民の地位に関する条約」が国連で採択されてから、今年で60年。日本がこの条約に加盟して30年の節目だ。東日本大震災と福島第1原発の事故で避難を余儀なくされた人々の苦境を思えば、難民たちの生活環境の厳しさが身に迫ってくる。そして、数の多さに慄然とする。