二人はやっとファルクリースの領地から、交易都市であるホワイトランの領地まで来た

狼などに襲われることもあったが。マリリが放った幻惑魔法の「鎮静」で狼を大人しくさせ。そのまま歩いて来た(ただし効果時間があるため早歩きだったが)

サリ「幻惑魔法をこの眼ではっきり見るのは初めてでしたねぇ・・・」

マリリ「そうなの?せんせが一番はじめにおしえてくれたんだよ。「めんどうな戦闘を避けるには一番だ」とか言ってた(´・ω・`)」

サリ「あー確かに無駄に消耗せずに済みますしね。(僕の師匠とは真逆にちゃんと教える人か・・・)」

などと談笑しながら進んでいくとやっと村が見えてきた。

 

 

マリリ「ふわぁぁ~(☆ω☆)」

サリ「リバーウッド・・でしたっけ?」

マリリ「マリリにきかれても・・・(´・ω・`;)」

リバーウッドは木材を扱う商業が多くそしてリバーウッド周囲にある木は上質で

美しいらしい。

鍛冶屋や雑貨屋など一通りのお店もあり。そこそこ賑わってるようだ

マリリ「おにいちゃん!いっぱいおみせ!」

マリリは目を爛々と輝かせ興味津々。というのもマリリはほぼ家から出たことはなく出たとしても近くの錬金術素材を採るためだけで。ソルスセイムにある大きな街レイブン・ロックには足を運んだこともない。

サリ「はいはい。あとでいきましょうね?」

マリリ「(´・H・`)」

マリリは不満なようで頬を膨らませた。サリクスはマリリと同じくらいの目線になるように体勢を変え。マリリをじっと見た

サリ「その前に寝る場所を確保しましょう?ね?」

不満げなマリリを優しく諭すように言うサリクス。もう完全に保護者でお兄ちゃんである

マリリ「・・・はぁい(´・ω・`)」

サリクスはマリリの頭をポンポンと撫で立ち上がり。マリリと手をつないでいった。

 

リバーウッドにあるのは一軒のみ「スリーピング・ジャイアント」しかない。

宿屋の内装は中々温かみがる。

サリ「さて・・・空きありますかね・・・?」

サリクスは宿屋の主人に声を掛けた

サリ「すみません。部屋の空きありませんか?」

オーグナー「ん・・・?アンタら・・・!」

マリ「(*´ω`*)?」

オーグナー「おい!ダンマーの旦那!お連れさん到着したぞー!」

二人「え?(゚д゚)」

驚く二人をよそに、付呪の部屋から出てきた銀髪の男性が来た

「大声出さないでくれないだろうか・・・・?普通の声量でも聞こえる・・・」

不機嫌そうに言い放った男はマリリとサリクスをじっと見た

マリ「あ・・・あわ・・・わわ・・・・(;;´・д・`)」

クレス「一日ぶりの再会だな・・・マリリよ?」

マリリ「せ・・・せんせ・・・」

サリ「え?!この人マリリさんの先生?!ソルスセイムにいるのでは・・・」

クレス「・・・説明とそれからマリリの説教は上でする・・・・来い。」

マリリ「(´;ω;`)ピィー」

 

クレス「さて、言いたい事は山ほどあるが・・・」

マリリ「あの・・ね・・・せんせ・・今回はマリリはねそのーむじつです((((;゚Д゚))))」

クレス「まだ何も言っていないのだが?」

マリリ「あう・・・(´;ω;`)」

クレス「何故目を反らす・・・もっと堂々としたらどうだ。」

マリリ「どーどーとしたいけど・・・」

マリリ「せんせの顔こわいよぉぉぉ・・・・」

クレス「馬鹿者め、当たり前だろう」

クレス「留守を頼んだ筈の者が急にいないのだ・・・貴様がいない事で何者かに襲撃されていたらどうする」

マリリ「いやでもせんせあそこにそうそう略奪団こないとおもうy」

クレス「・・・心配かけおって。」

マリリ「え?」

クレス「貴様の能天気さに呆れただけだ・・・戯け者」

マリリ「ごめんなひゃい(´・ω・`)」舌噛んだ

マリリ「いひゃいいいいいい(´;ω;`)」

サリ「舌噛みました?」

マリリ「かんひゃあああああひはひぶりいいい(´;ω;`)」

クレス「何を言ってるのかさっぱり分からん。」

サリ「噛んだ!痛い!久しぶりと言っています!」

クレス「そ、そうか・・・」

クレス「いつも通り(舌を噛むのはいつも通りではないが)のようだな。」

マリリ「しょーだお・・・」

クレス「怪我は?」

マリリ「なひ」

クレス「気分が悪いは」

マリリ「ぜんぜん」

クレス「そこの男に乱暴はされてないな?」

サリ「は?」

マリリ「されてないよー!せんせ!おにいちゃんだよ!マリリのおにいちゃん!!」

クレス「・・・む・・・」

サリ「何です・・・?」

クレス「いや・・・」

クレス「マリリ、とてつもなくヘタレなで人相が悪く尚且つ友達いない歴=年齢、まぁ私が言えた義理でもないかその辺は・・・」

サリ「貴方さっきから失礼なことしか言ってないですね?!というか友達みたいなのは二人いますよ!」

クレス「それはそうだ、貴様の事が気に入らんのだから」

サリ「うわぁ・・・清々しいまでの告白・・・」

マリリ「けんかだめだよ(´;ω;`)」

サリ「てゆうかさっきから視線感じて・・・」

クレス「そうだな・・・」

マリリ「キョロ(・ω・ ) ( ・ω・)キョロ」

クレス「覗くな女亭主・・・」

サリ「てゆうかお金払って取ったんですよね?」

クレス「当たり前だ」

マリリ「じゃあなんで?」

クレス「・・・気味が悪い、出るぞ」

サリ「あっはいそうですk」

マリリ「わ、わかったーおにいちゃんいこっ!」

サリ「え?いや僕は」

クレス「さっさと来い(威圧)」

サリ「はぁ・・・(なにこの人)」

 

マリリ「うわあああ雪だあああ(☆ω☆)」

サリ「リバーウッドって雪降るんですね・・・」

クレス「みたいだな・・寒いことこの上ない・・・」

マリリ「ソルスセイムのほうにも雪ふることはあるんだってー」

サリ「へぇ・・マリリさんがいるときに降ったことは?」

マリリ「ないよぉーはじめて(*´ω`*)」

クレス「私たちの住処にしている地域は、雪ではなく灰が降るぞ(´◉ω◉` )」

サリ「灰ってその・・・レゥドマウテンっていう山の火山灰・・・」

クレス「時折噴火する。」

マリリ「ぶぉぉーんってなるの!(´ε`;)」

クレス「こいつの驚き様は凄かったぞ、なんせしっぽが上向きにピンとしたのだからな・・・(笑)」

マリリ「んでせんせがさわったのおおお(´;ω;`)」

クレス「フッ」

サリ「(モフモフ・・・)」

 

暫く歩くと。雪も止み夕焼けが出てきた

マリリ「わひゃあーおそらー」

クレス「しかし、貴様何事にも驚きすぎではないか?空は何度も見たであろう」

マリリ「だってせんせここソルスセイムじゃないし。あかいろのお空とあおいおそら半分半分だよ!きれー」

クレス「そうだな・・・ソルスセイムの空はやや暗いものな」

マリリ「えへへ・・・せんせとお出かけ久しぶり?」

クレス「一年前振りだな」

マリリ「ほー(*´・ω・`*)」

マリリ「でねあのね質問!」

マリリ「雪つもってたはずなのにないよー(´・ω・`)」

サリ「気にしない方がいい事もあるんですよ?」

クレス「気にするな。」

マリリ「えっ」

こうして三人はまた進み

巨人討伐している同胞団に出会うが

関係ないのでスルー

マリリ「きょじんさん!」

クレス「マリリ・・・同胞団にはあまり関わるな・・・」

マリリ「なんで?マリリあの戦ってる人たちじゃなくて巨人さんを応援して

サリ「えっそっち?!」

クレス「幻惑の「狂乱」を掛けたらどのようにな・・・ふむ・・(スチャ)

サリ「狂乱はやめろください!お二人共いきますよっ!!!」

クレス「チッ」

マリリ「はーい」

サリクスはズルズルと二人を引っ張って行った

 

 

サリ「すんなり通してくれましたね・・・」

クレス「ザルだな」

サリ「僕たち悪いことしないんですけど、まぁ一回貴方が同胞団の同士討ちを引き起こそうとしてましたけど。」

クレス「ふん、野蛮ノルドが一人二人減ろうとも別に良かろう?」

サリ「えぇ・・・」

マリリ「せんせノルドのひとたちににくしみが?(´・ω・`)」

クレス「ない」

サリ「特に理由のない幻惑術がノルドを襲う(´・ω・`)」

クレス「まぁいい、さっさと宿に行くぞ。」

マリリ「(∩´∀`)∩ワーイ」

宿屋バナードメアに着いたがマリリは先生がそもそもどうしてここにきたのか聞くのをすっかり

忘れていたのを思い出した

マリリ「ってせんせ、どうしてスカイリムに来たの?」

サリ「そういえば確かに・・・」

クレス「今更だな・・・」

サリ「聞きそびれてましたね」

マリ「(*´・ω・)(・ω・`*)ネー」

クレス「・・研究のためだ」

マリリ「なんお?」

クレス「明日説明・・・す・・・る・・・・( ˇωˇ )スヤァ」

マリリ「あっせんせ?せんせーーー」

サリ「まさか寝ました?」

マリリ「うん・・・」

サリ「はぁ・・・クレスさんの部屋はどこでしたっけ?」

マリリ「うえー」

サリ「うえ・・・ですか・・・」

マリリはため息をつくサリクスの背中を撫でたのだった。

続く・・・ハズ