マリリ「うわああああ!あったかーい!おにいちゃん!これなに?!」

サリ「これは雑貨屋さんから買った防寒具ですよ。サイズは合ってよかったです」

マリリ「買った?ということはお兄ちゃん買ってくれたの?!?!」

マリリは驚きサリクスを見上げ( ゚д゚)とする。そんなマリリを見てそっぽ向きながら

サリクス「えぇ・・・僕も用事がありましたしね、つ、ついでですから」

と照れたように発言した。

マリリ「・・おにいちゃん!」

サリクス「は、はい?」

マリリ「ありがとう!(*^ω^*)」

マリリは満面の笑顔だった。

サリクス「ど、どういたしまて・・・・」

言われ慣れていないサリクスは非常に恥ずかしそうである。

サリクス「で、マリリさん・・・どうして僕の事をおにいちゃんなんて言うんです?」

マリ「なんでやぶから・・・・やぶから・・・・なんだっけ?(´ε`;)」

サリクス「藪から棒です。」

マリリ「そうそう!(*´ω`*)」

 

 

サリ「つづきは?!」

マリ「ふぇ?(´・ω・`)」(マイペース)

マリリ「おにいちゃんはマリリのおにいちゃんだから。おにいちゃんって呼んでるだよ」

サリクス「・・・?それはどういう・・・ことで?」

マリリ「サリクスおにいちゃんはマリリのお兄ちゃん!決めたのだ!(*´ω`*)」

サリクス「いやいやいや!!答えになってませんからーー!!」

マリリ「ヴァルガさーん!」

マリリは走り宿屋の主人のもとにまで駆け寄りにきた

ヴァルガ「あら。マリリちゃん!似合ってるわ!」

マリリ「おにいちゃんが選んでくれたんだー!」

あら、そうなの?とヴァルガは言い。サリクスを見る、視線に気づいたサリクスは気恥ずかしいのか背中を向け暖炉の方に趣いた。

ヴァルガ「照れ屋ねぇ(*´・∀・`*)」

マリリ「お兄ちゃんやさしーよー!(*´・ω・`*)」

ヴァルガ「そうね・・・・あっそうだわマリリちゃん」

マリリ「はい?(`・ω・´)」

ヴァルガ「後ろを向いてくれる?」

言われたマリリはクルっと後ろを向いた。ヴァルガは棚の中からある物を取り出した。

ヴァルガ「はい、マリリちゃんプレゼント!」

マリリ「むみゅ?!」

 

マリリ「これ?バッグー?」

ヴァルガ「昨日お店の手伝いもしてくれたでしょう?お礼よ。」

マリリ「いいの?!ヴァルガさんありがとうー!」

ヴァルガ「それ私が使ってたのを補強してるだけの代物で申し訳ないわね・・・」

マリリ「そんなことないよー!(`・ω・´)」

マリリは背負いながらグルグル回り始め喜びの舞!と叫びながら回っていた

ヴァルガ「あらら。お目目が回るわよ・・・・!そうだ、お兄さんにもこれあげて?」

マリリ「はい!(`・ω・´)ピタッ」

 

サリ「で、僕にも一回り大きいのですが・・・嬉しいんですけど・・・」

マリリ「男だから大きいの持ちなさいだってー・・・マリリがもつ!(`・ω・´)」

サリクス「えー・・・・」

マリリ「エッヘン(`・ω・´)」

謎のマリリの威張りであった。

サリクス「では行きますかね?」

マリリ「はーい!・・・・どこだっけ?(´・ω・`)」

サリクス「忘れたらダメですよーーーーーーー!!!((((;゚Д゚))))」

そんな二人旅が始まったのだった・・・

 

 


サリクス「終わらしてどうするんですかああああああ!!!!」

マリリ「何が?(m´・ω・`)m」

サリクス「何でもないです・・・・」

マリリ「なんだろうこのおきざりにされた感覚・・・(´・ω・`)ショボーン」

マリ「あっ遺跡だー!」(さっそく寄り道)

サリクス「マリリさん、無闇やたらに入ったら・・・・ってぇっ!」

サリクス「スプリガンじゃないですかー!スケ(スケルトン)さん!お願いします!」

マリリ「うわー!緑のスプリガンだー!」

サリクス「感心してないで走って!」

マリリ「はーい・・・あっ!お兄ちゃん!」

サリクス「なんですっ?!」

マリリ「そこ!」

サリクス「はい何ですk」

マリリ「炎のルーン貼っちゃった!!(。・ ω<)ゞ」

サリクス「先にいってくださいぃぃ・・・・・」

マリリ「あれ・・・?お、おにいちゃーーーーーんん!!!(´;ω;`)」

仲間と旅している場合の罠魔法のご利用は仲間と相談してご使用ください

この二人旅不安しかない(主にマリリのせい)

 

無事撃破はした。

 

サリクス「死ぬかと思いました・・・・」

マリリ「大丈夫?おにいちゃん?」

サリクス「マリリさんルーン魔法の類は事前に言ってくださいね・・・ああいうことになりますからね!」

マリリ「わかった(´・ω・`)」

マリリはクルっと振り向くと看板を見つける。

マリリ「あれー?なにこれー」

サリ「・・・ここは、そういえばあの人の家この辺りでしたねぇ」

サリクスは云々唸りだして考え事を始めた。数秒後

サリクス「よし、マリリさんあちらに行きましょう」

マリリ「ふえ?あっちー?」

進んでみると。焚き火と料理鍋が設置されており。小屋を発見した。

マリリ「おにいちゃん。ここなにー?」

サリクス「僕がよくご飯をたか・・・・コホン、頂いてる所ですよ」

マリリ「へー(*´ω`*)」

いい人だなぁ、とマリリは思った

サリクス「ではお邪魔しにいきましょうか」

マリリ「ええええ・・・いいの?」

サリクス「この時間帯にはいますよ」

マリリ「そ、そうなんだ(;´ω`)」

小屋の中に入ると。血なまぐさい匂いがマリリの鼻を襲った。

調度品は簡素そのもの。そして肉が吊り下げられている所をみると狩人だと思われる。

マリリ「( ゚д゚)」

???「・・・・またおまえか・・・・・ん、違うな」

藍色の髪をした男は作業の手を止め振り返る。

???「子供(小動物)・・・?」

不思議そうな顔をしながらマジマジとマリリを見る。

マリリもなんて言葉をかけようかと考えているところにサリクスがヒョイっと窓から身を乗り出し顔を出してきた

サリクス「スカーさん!お久しぶりですー」

スカーと呼ばれた男はサリクスを少し睨みつけた。

スカー「”久しぶり”?三日前ほど会って久しぶりとは、お前の記憶力は鳥か」

サリクス「ひ、酷いですね」

スカー「食事をタカリにくる奴に優しさなんて見せるか。で、この娘は何だ?人攫いか」

サリクス「さすがに人攫い扱いはやめてくれませんか?!」

スカー「違うか・・・」

マリリ「マリリです!これからせんせぃの所にもどるところですっ(`・ω・´)」

スカー「そうか・・・・(小動物・・・そしてしっぽ・・・)

二人が言い争いをしているのを見てマリリは途端に自己紹介をした。

スカーはやや態度を軟化させ。部屋に入れたというかすでに入っている

 

スカー「なるほど・・・要するにお前は保護者か・・・」

サリクス「まぁ、そう・・・いうことですかね?」

スカー「頼りがいのない保護者だな・・・」

サリクス「余計な一言どうもありがとうございます!」

スカー「余計じゃない、事実だ。」

マリリ「けんかはダメだよー(´・ω・`)」

 

スカー「・・・サリクス、」

サリクス「何です?食料ですか!財布の中に金はありませんが。物々交換ならできますよ!」

スカー「食料を貰う気だったのか・・・・まぁそれはいいが」
サリクス「(いいんだ( ゚д゚))

スカー「・・・待ってろ」

スカーとサリクスは親友同士でしばしばサリクスがスカーの元ご馳走してもらっていた。

スカーは立ち上がり日持ちする干し肉などをサリクスに渡す。彼は知り合いには優しい模様

サリクス「いつもすいませんね」

スカー「そう思うなら自炊をしろ」

マリリ「スカーのおにいちゃんありがとう!」

マリリはお辞儀してスカーにお礼を言う

スカー「気にするな、干し肉のストックはまだある。それにこいつ(サリクス)の管理の甘さのせいで子供の飢え死には見たくはないからな」

サリクス「一言多いのは治りませんかね?!」

マリリ「(´~`)モグモグ」

サリクス「何食べてるんです?」

スカー「俺が初めて作った”ぱんけーき”とやらを試食してもらってる」

サリクス「いつのまに作ってたんです?!」

マリリ「おいひい(*´ω`*)」

サリクス「ではそろそろお暇します」

スカー「そうか・・・気をつけろ」

サリクス「へ?何にです?」

スカー「いや、狼に気をつけろと言いたいのだ」

サリクス「分かりましたよー」

スカー「不安だ・・・」

マリリ「スカーおにいちゃん!またねー!(*´・ω・`*)ノ」

スカー「あぁ・・」(慣れてない)
スカーと別れた二人はリバーウッドまで行く事にした。

 

マリリ「お外きれいだなぁ、ほとんどせんせぃからおウチに出してももらえなかったからなー」

サリクス「そうだったんですか?」

マリリ「せんせぃは危険だからでるなーって、」

サリクス「(さすがに僕の師匠はそこまでではなかったなぁ)」

マリリ「でもね、今ねマリリの旅してみてみたいっていう夢叶えれたの!(*´ω`*)」

サリクス「・・・夢ですか・・・ん」

サリクスは何かの気配を感じ取り。横を見やる確かに何かはいる

マリリは先に進んでいたが兄が何かに気取られてるのを知りトコトコとそこまできた。

マリリ「おにいちゃん、どうしたの?」

サリクス「あっ・・いえ・・・」

マリリ「どこかいたいの?」

サリクス「痛くありませんから!大丈夫ですから!」

マリリ「うそだー!ぜったいなにかあるー!おしえてよお!(`・ω・´)」

サリクス「大丈夫ですから!さぁ行きましょう。」

マリリ「ききづけるからねー!覚悟しろー(`・ω・´)」

そんな二人を見る人影。おそらくマリリが見たら戦慄か感動かを覚える人だった。

???「まったく・・・あいつは」

男もとい、クレスケンスルーナは不愉快そうな顔をしていた。

クレス「アレをほど気をつけろと何度も・・・・馬鹿弟子め。」

 

続く。