人間には様々な病気があります。その中の一つに、「頭蓋骨の形」が変わってしまったが為に、引き起こされる病気があります。

  実は、頭蓋骨の形状と病変(あるいは体質)には密接な関係があります。人間の脳には様々重要器官があって、例えば、何時どれくらいの量の内分泌液をどのくらいの間隔で出すとか、個人差があるのですが、これを決定しているのが、頭蓋骨の形です。

年齢別の頭蓋骨

  上図は、年齢別の頭蓋骨です。年齢によって全く形が違うのが見て取れます。この中に皆同じ内容物を持っているわけですが、入れ物である頭蓋骨が違えば、内容物(脳幹、海馬、欠陥etc)が受ける圧力、大きさが変わります。個々の組織の状態が変われば、機能に差が出るのは当然です。つまり、頭蓋骨の形如何で、体質がある程度決まってしまうのです。

  美しい頭蓋骨や身体には、一般に病変が少ないです。美しくない頭蓋骨や身体には、一般に病変が多いです。歳を取れば、頭蓋骨を含め身体の美しさは失われて行きます。形が崩れると言うことは、正常な体組織の活動が出来なくなって行くと言う事です。年配者程、病気が増えるのはこの為です。

  私たちは、この考え方を無意識に生活に取り入れています。人を第一印象で判断すると言うのが、それです。初対面の人の顔を見て、「この人は気が短そうだ。」「この人はテキパキなんでもやってくれそうだ。」等、直感で考えてしまいます。 これは、他人の顔(頭蓋骨)を見て、経験的あるいは本能的に、その人の気質(体質)を判断しているのです。

頭蓋骨と体質の関係は下記の本を参考にされると良いです。

顔の科学―生命進化を顔で見る/日本教文社

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  で、形と病気の関係ですが、病気の種類によって、頭蓋骨の形に特徴が表れます。筋無力症もその一つです。頭蓋骨の形が、正常判断できる形に比べ、変わってしまったせいで、免疫などの体質が変わってしまったのです。ですから、筋無力症は、病変が出る前の頭蓋骨の形に、頭の形状を戻していやれば、病変が収まると言う事になるのです。

  で、頭蓋骨の戻し方ですけど、ここで超能力が必要になります。人の頭には、重要なものが沢山詰まっており、軽んじて良い組織など何一つありません。ですから、外から頭に強い力を加える事は出来ませんし、ましてや外科的に強引な変形も、必ず組織を傷つけてしまう為出来ません。そもそも、

  全ての頭部組織を、傷つけず、自然の摂理に逆らわず、形状や位置を正しい状態に近づける。

  なんて事は、超能力以外不可能です。超能力による変形の場合、患者自身の体が治癒に向かって勝手に動きます。これは、知られていないだけで、人間全てに備わっている機能です。超能力は動くためのエネルギーを与えるだけなので、間違った方向に動かす事もなければ、強すぎる力を与える事もないのです。どんな方向にどんな風に動かすのか決めているのは患者自身の体だからです。

これは、イエスが頭を触ったから歩けるようになった話と同じです。

①頭骸骨がその人の病変や体質を、元々決定していた。
②超能力で頭を触ると、患者の頭が治る方向に独りでに動こうとした。
③超能力がそれに加勢した。
④頭の形が、正常に戻った。
⑤歩けない人が歩けるようになった。

と、まあ、こういう事なのです。

  つまり、超能力ヒーリングとは、能力者が病理を何もかも理解し、やるべき事も知り尽くして行う行為では元々ないのです。触ったら自己回復が起きた。「何故だ?」と言う事で、色々調べたり、ヒーリングした経験を踏まえて、ウンチクを書いているだけなんです。此処に書いてある事も全てそうです。

  超能力ヒーリングが成功すると、人々は施術者を神のように言います。でも違うんです。

  患者である人間の体の方に、神がかった驚くべき治癒のメカニズムが存在する

んです。超能力は魔法ではありません。解明されてないだけで、何らかの規則性に則って働いています。イエスにしろ、うちの先生にしろ、「③超能力がそれに加勢した。」を実践し、結果を出せるから、奇跡なんですけどね。一般に、③⑤ばかりが過剰に注目され、①②④の部分について注目が集まらないのは問題だと思います。個々の人が自分の体に奇跡を持っている事をもっと知るべきです。様々な病理の解明のために、超能力ヒーリングはもっと観察されるべきだと思います。

  超能力ヒーリングの大筋をご理解頂く為に、少し大雑把に説明しましたが、超能力で触れば何でも回復促進出来るわけではないです。病気の原因には様々なものがあり、治せるものと治せないものがあります。合併症を起こしていると、状況は複雑になります。上手く行かない事もあります。

  さらに、超能力ヒーリングは、患者さん自身が、自分の生命エネルギーを使いますので、年齢が非常に重要です。年配者を施術する時は、若年者を施術する時に比べて、施術者側の生命エネルギーの持ち出しが多くなり、施術者の負担が増えます。

  このサイトでは、超能力ヒーリングの現実や実践における問題点も書いていこうと思っています。超能力者は、魔法を使っているわけでも、霞を食べて生きているわけでもありません。アニメキャラのように無尽蔵なエネルギーは持ってません。ファンタジーや娯楽のヒーローと同じイメージで扱われるのとは全く違うと思ってます。