10月11-12日、「創造的コミュニケーション」というテーマでワークショップを実施しました。
幼稚園・小学校の先生を中心に、
テレビ番組製作会社、出版社、行政機関の職員を含む24名の方が参加くださいました。
講師は、人間関係トレーニングおよび体験学習による
ワークショップの経験豊かな樽井美和子氏。
昨年もマレットファンのワークショップの講師を務めてくださり、
大好評を博しました。
ワークショップの目的は、効果的なコミュニケーションとは何かを体験から気づき、
参加者が日頃の子どもとのかかわり方を見直すきっかけを提供すること。
連続2日間での内容は、
1日目:自分の感情を知り、受入れ、さらに他者を受けいれることを学ぶ
2日目:コミュニケーションとは何か、
さらにコミュニケーションを生かした協力とはどんなものかに気づく
というもの。
1日目の朝、まずはワークショップの概要・目的を紹介し、
アイスブレーキングのワークに入ります。
硬い表情が徐々に笑顔へと変わり、
リラックスしていく参加者さんたち。
ひとりからふたり、ふたりから集団、簡単なものから難しいものへ、
少しずつ段階のあがるワークを経て、
自分を知り、他者と助け合える感覚を確かめていきます。
その助け合うことでの楽しさ、心地よさにより、
課題解決への集中度、コミュニケーション度がどんどん高まっていくようでした。
最後の振り返りでは
「集団がもつ本来のパワーを実感できた、
お互いを認め合い、個人の持ち味が十分発揮されることで、
集団の力は個人のそれの単なる和でなく、
相乗効果を起こして何十倍にもなるという奇跡的瞬間に感激した!」
とのご感想をいただきました。
講師さんをはじめ、マレットファンスタッフとしても、
ワークショップのねらいが、確実に伝わっていることを嬉しく感じるとともに、
2日目へのプレッシャーを感じながら、準備に励みました。
マレットファン
松尾久美