どんなお天気も翻訳詩のスタイルで

誉めちぎるシリーズ


おお、海の子である私を

この陸のただなかにて

ただ雲間を掻き分ける轟音をもって

潮騒と聞けと慰めし飛行機も今はなく


遥かなる

遥かなる大西洋の

母貝の虹の寝台に眠れる

艶めく羽をゆっくりひらく黒き蝶


豪雨をはね返す大地の銀の飛沫

嵐のあとの夕焼けをみつめる

島の娘の瞳のような

タヒチアン パールのごとき

今朝の曇りよ

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