注意事項
とかお小水の肛門管癌の治療において避けて通れない話をしますので、とかとか読みたくない方はご遠慮ください。
肛門管癌の治療方法は下記の通り↓
1クール(6週間)
1週目と5週目に4日間の抗がん剤投与
放射線は1週目から毎日、合計30回行います
抗がん剤は、5-FU マイトマイシンとフルオロウラシル。
この抗がん剤での脱毛率は4~5%で、主治医からは抜ける心配はよっぽどないと言われていましたが…
私は1回目の抗がん剤投与3週間後くらいにバッサバッサ髪を触ると大量に抜け、60%以上の髪が抜けました。
放射線の照射する範囲は肛門管はもちろんですが、リンパ節や他への転移を防ぐ為に骨盤と骨盤周辺も当てます。
ちなみに IMRT トモテラピーという最新の機械で部位によって照射の強弱を調整します。
この機械じゃない普通の放射線でも問題はないようですが、この機械がない病院での治療は個人的にはお薦めしません。
放射線の副作用としては下痢が主です。
5週目(照射20回目前後)から、股が軽く炎症してきました。
日に日に茶色く黒ずんできますが、保湿も兼ねた軟膏を処方されるので、これを塗っておけば大丈夫です。
人によっては歩行する時に股が擦れ、皮膚がただれて皮が剥け、痛くて歩けなくなることがあるようですが、私はありませんでした。
乾燥は厳禁。
乾燥すると痒みも出てきます。
こまめに軟膏を塗れば私の場合は問題なく普通に歩けました。
それから肛門。
ここは自分では鏡を使わない限り見れませんが、酷く炎症し、皮膚が切れたり、ただれ、皮が剥けます。私は未確認ですが…恐くて見れない
の時めっちゃ痛いです。
でも副作用でが下痢の間は、私に関しては耐えれる痛さです。
下痢が治まってきて普通のになると、やはり出す瞬間が痛いです。
でもこれも、私的には耐えれる痛さ。
肛門より実は酷いのが膣。
腫れるし、皮膚が荒れ、切れたりしている所にオシッコが当たると…
もう激痛
なんかより、こっちの方がクソ痛いです。
この状態は、回数的には25回目前後からでした。
痛み止めの錠剤がありますが、排便やお小水の時には意味ありません。
排便や小水の後しばらく痛みますが、数分したら治まります。
必ず清潔にすること、すぐ軟膏を塗ることです。
軽く膿んでくるので、それもこまめに拭き取ります。
軟膏は痛み止めの成分も含まれてるので痛みに効きます。
ちなみに昨夜、痛みを極力減らすオシッコの仕方を編み出しました
私の場合、激痛が走るのは傷ついてる膣口周辺で、尿道口自体はわりと大丈夫みたいなので…
工夫しました。
膣も肛門も膣専用デリケート石鹸を使用して優しく洗っていましたが、20回目以降からかな?
徐々に洗える状態じゃなくなります。
25回目くらいからは、水(ぬるま湯)で軽く洗い流す程度。
手で触って洗うなんて、できません。
ウォシュレットも最弱でないと痛いです。
あと色々策はありますが。。。
詳細を知りたい方はメッセージください
もう、説明するのに疲れてきました
必需品はね、
ノンアルコールのウェットティッシュ
キッチンペーパー
生理用ナプキン
ティーバッグ(ナプキンを貼れるやつ)
お尻が紐状なのは不可
かな?
これはね、先生や看護師さんから教えてもらった訳ではなく、私のアイデアです。
ちなみに看護師さんからは、風呂上がり等に『何でお尻を拭くつもり?』と聞かれ、
キッチンペーパーかウェットティッシュと答えたら…
キッチンペーパーは軽く湿らせて
ウェットティッシュはノンアルコールで
とだけ言われました。
でも聞かれる前からノンアルコールのウェットティッシュ使ってたし、キッチンペーパーは正直、湿らせなくていいと思います。
ただ風呂上がりで濡れてる患部周辺を拭き取るだけ。
大事な所はウェットティッシュで。
キッチンペーパーは色々使い道あって重宝します★
治療前半、家の中ではぶっちゃけ常にノーパンでした。
治療後半は、パンツ一丁
(出血等でナプキンが必要になるため)
外へ出る時はダボッとしたズボン。
とにかく患部が擦れないように注意していたので、看護師さんや先生に脅されていた程の皮膚の擦れ等がおきず、痛くて歩けないという状況にならなかったのかもしれません。
おわり
集中力、切れちゃった