ピサの斜塔に登れなかった私は、同じ窓口に売ってた「洗礼堂」の入場券を買ってぶらぶら見学したり、超大量にあるおみやげやさんを眺めたり、ツアーの観光客にまぎれてみたりしていましたが、ゆっくりもしていられないのです。

そう、ミラノまで片道三時間半(笑)
ピサにいられるのは正味2時間なのでした。

時計をみれば、16:20。
予定の電車の発車まであと30分!!
これを逃すと、この日の夜行列車に乗れないのです(今思うとヘヴィ)

でもしっかりバスには乗れました♪
焦りすぎて、駅より手前のバス停で下車しちゃって走ったけれど、なんとか走って電車には乗れて。。




ピサから帰って来たミラノが、イタリア最後の都市でした。
梅酒ロック片手に
あいかわらず地下鉄は雰囲気よくないけど。。
梅酒ロック片手に

ホテルの兄ちゃん(サルバトーレ)はいっぱい話を聞いてくれて、いっぱい話をしてくれて。
スカラ座の立ち見客の粗野さには笑ったし、あのガレリアの中でお買い物もした(といってもマック)。
パン屋で卵とチーズの何か焼きかと思って買った四角いモノは激甘ケーキで驚いたり。


夜行列車に乗る前に、トラットリアでおいしいごはんも食べられて

梅酒ロック片手に
↑調子に乗って食べたティラミス




イタリア人は、一見ドライなんだけど、
「相手が何を言いたいのか」「なにを求めてるのか」
がわかると、ものすっごい笑顔とウインクと気軽さとノリで!
旅慣れないししゃべれない私の、最初の海外旅行がイタリアで良かったと思う一つの理由は、
そこにいるのがイタリア人だから
です。

最初にぶつかる、
『通じないかもしれないけど、聞かなきゃいけない』
っていう壁を乗り越えやすかったのも、そのおかげだと思います。



そんなイタリアもサヨナラ!

梅酒ロック片手に

あたしは夜行列車でパリに行きます。


梅酒ロック片手に
同部屋の外人さんと協力して組み立てた三段ベッドはまるで宇宙飛行士のベッドみたい!


ちなみに同部屋のメンツは
○イギリス人風兄ちゃん
○イギリス人風兄ちゃん(その2
○高校生くらいの女の子(西欧人
○ジャッキーチェン似のおじさん
○スミノフ


でしたよ~。
男女ごちゃまぜか!と驚きつつ、発車時間も23時くらいだったし、何事も無く消灯、就寝しました。



つづきます三日月  おやすみなさい