ユトリロ回顧展の続きです。
ユトリロの母ヴァラドンについて。
私生児として生まれたヴァラドンは、独身の頃 多くの画家のモデルをしていました。
(ユトリロもまた父親が誰かわからない私生児として生まれています)
ルノワールの有名な「ダンス3部作」
左から《ブージヴァルのダンス》
《都会のダンス》
《田舎のダンス》
因みに、《田舎のダンス》のモデルになっている女性は、後にルノワールの妻となったアリーヌ・シャリゴ。
ヴァラドンは、モデルとして ある程度の収入もあったので、ユトリロにしっかりとした教育を受ける機会を準備することができました。(が・・・)
画家としても、ドガに習ってますますデッサンの腕を磨き、19世紀後半の女性画家としてもかなり名が知られていました。
(ユトリロとヴァラドン 母と子の物語 図録参照)
ユトリロとヴァラドンのことを深く知ることのできるこの図録は、読み物としても読み応えがあります
すぐ近くに姫路城があります🏯
帰りは、姫路城を通って帰りました。
お天気は良かったのですが、空が青くなくてちょっと残念でした。
姫路城の保存修理直後に行ったときは、青空に桜も満開で、綺麗に写真も撮れたのですが。
その時の写真がコチラ
ユトリロ回顧展は、7/2までです。
姫路市立美術館へ行かれたら、ぜひ姫路城にも足を運んでください