北京経由で、二泊三日だけ天津にいてさっき帰宅したのですが、大気汚染は予想以上の状況でした。これ以上、地球を汚してはいけない。もう、通常住む所としては限界に近いのではないかとも思ってしまう。

 出国前は、駐在の日本人も含めて、中国の現地の人は、マスクしている人はあんまりいないと聞いて油断していました。

 ところが、たしかに、ある程度晴れる時間帯もあるのですが、晴れでもどんより霞かかって、酷くなると本当に車で走っている100m程度先が見辛い。
 工事現場のそばとかで泥誇りで霧がかかったようになることがあるけど、それがすごい規模で町全体を埋め尽くしている感じ。

 空気が悪い時、最初は現地の人同様何もつけずに、近くまで買い物に出かけましたが、10分もしない内に喉がいがらっぽい変調を覚えました。
 慌てて、ホテルに帰って持参のDS2規格のマスクをつけて出直しましたが、今度は目がシバシバ痛い。目貫通りでもマスクしている人は僕以外には二人位しか出会わなかったんだけど、私自身はとても外せない。

 それでも、住んでいる人がマスクしないのは.....あたりまえだよね。
マスクって不便だし、クリーンな基本があって一次的な汚染を防ぐ物。ずっといる人がいつもやっていられる対策じゃあないんだよ。
 現地の人がマスクせずにニコニコしている前で、僕は、心の中でごめんねと思いながらマスクを付ける。
 「すぐに死ぬような事ないから。」という言葉が心の中に深く刻まれた。子供の頃見た未来漫画で人間の居住区がドームに限られたような絵を思い出してしまった。

 中国政府には、本当に本腰いれて環境浄化に取り組んでもらいたい。
 そこには、逃げも隠れもできない、その中で普通の暮らしを営み続ける人間がいるんだから。

 日本に戻って、まだ少しいがらっぽい喉を、蛇口から直接ガブガブ冷たい水を流し込んで潤すうれしさ。環境浄化に取り組んで来た先人に感謝を感じた。