千葉県の我孫子(あびこ)市に仕事で数日滞在しました。
自宅は横浜の私ですので初めてと言って良い地域ですが、いくつかポイントがありました。
駅のホームの立喰い蕎麦「弥生軒」で天蕎麦を食べると、壁にはそこかしこに新聞や雑誌の切り抜きが。
味が評判で雑誌に取り上げられるほどでもないだろと思いつつ読んでみると、ここは裸の大将こと山下清さんが働いていた(そして放浪して出て行ってまた戻ってきたりした)拠点の駅弁当さんの現在の姿だそうです。
偶然入ったお店でぶちあたったのですが地元では有名という事で、でもかき揚蕎麦の味は今一つ。
今、wikipediaで調べて見ると、唐揚げ蕎麦というのが名物という事ですが、つゆも蕎麦もあのままなら似たような物でしょう。
更に、滞在地の売店でこれを発見。
レトルトカレーのパッケージ曰く、ここ我孫子は武者小路実篤さんとか嘉納治五郎さん、私の心の師である志賀直哉さん、民芸運動の柳宗悦さんとかが住み着いていたという事で、白樺派ゆかりの地だという事です。へー。
それで、町興しの為に商品化したのが、このカレー。
なんでも、バーナードリーチさんの助言を受けて、柳兼子さんが隠し味に味噌を使って作っていた大変美味しいカレーの再現版なのだそうです。この味噌出汁カレーを我孫子では、「白樺派のカレー」と称していくつかの店で提供しているようです。
①白樺派といえば身近である鎌倉を想像していたので意外だった点、②また、白樺派のカレーが味噌出汁である点、③そして、名物に美味いもの無しを再確認できた点。
我孫子の日々は、地味ながら、確実な思い出として記憶に刻まれました。
