とある掲示板で、私の事が「変人」と紹介されてました。
変人....ねぇ。ある種好感を持って書いてくれている(と思いたい)のですが、語気から言えば、怪しくて薄暗い、ややもすれば、少女誘拐でもしそうな勢いにとられそうで「それほどでもないぞ。」と一人気にしたりするわけです。
 で、辞書引いてみました。

へん‐じん【変人・偏人】
言動や性格に普通の人とは変わったところのある人。変わり者。「奇人―」


 なんだ、たいした事ないじゃん。「普通の人とは変わった」ってだけなら
むしろ少し格好良かったりもするかな、さらに読み替えの「偏人」位なら多少自覚症状もあったりして...。と、ついでに調べると、

きじん 【奇人/▼畸人】
性質や言動が常人と異なっている人。変人。


 こりゃまずい。この解釈では 奇人=変人 ですが、
やはり奇人と言われるとへこむぞ。いかにもやばそうだ。
だって、明らかに違うじゃないですか「常人と異なっている」じゃ。
 私の最初の思いは、「奇人」にこそ向けられる物ですね。断じてイコールではないぞ。
 辞書で調べる限り、同義のようですが、私の心のなかでは、
「偏人」少し格好良い。アナーキー。俺。
「変人」例えば、パンツのままうろつく。ポカリスエット以外の飲み物を口にしない。
「奇人」例えば、意味無くドッグフードを燃やして吸う。
    その上刃物を持ち出してきて、手品を披露する。

という、一筋の序列があります。これからは「偏人」と紹介されたいものだ。

 ちなみに、「もの喰う人々」でおなじみの、いたく格好良い文章の辺見傭さんですが、最近BOOK-OFFで買ってきた「反逆する風景(97年)」では、「輝ける陽根」と題して10ページもかけてバングラデッシュ人の自慰行為を描写して、現実の世界の無意味な無垢さをつきつけていました。
のですがこういう人も「偏人」なんでしょうね。
今思えば、「変、妙」 = 「辺見傭」のアナグラムなんでしょうか、結構うなづいちゃうけど。

 最近は、おたくの人やSMの人とかホモの人とかは、「変人」とは言われずに、「普通」むしろ正直で素直のようにとられる向きもあるから、「【変人・偏人】」の定義に寄れば、妻と正常位な私は逆にあてはまるかもね。
つまり、普遍的な「変人」ってのはいなくて、「変人」とは統計的な偏差で決まる、相対的な概念であったのだ。