マルコムXは、白人が黒人を差別するのに反対したんですよね? | マルコムX ブログ

マルコムXは、白人が黒人を差別するのに反対したんですよね?

確かにそういう面はもちろんあります。

しかし、それだけではありません。

「人種差別」がある人種が他のある人種より劣っていると考えること、であるなら、

白人より黒人が劣った存在であると考えていたのは、

マルコムXによれば、白人だけでなく黒人もそうだったのです。
マルコムXが生まれ育ったアメリカ北部では、黒人たちは自分たちの可能性を信じることができず、

無気力で投げやりな人生を送り、

黒人に生まれたという事実を忘れるためにアルコールやドラッグにおぼれている、とマルコムは言います。

ですから、黒人が自分たちより劣った存在だと白人が信じ込んでいたことだけでなく、

黒人自身が自分たちが劣等人種だという偏見を「内面化」してしまっていたことが批判されます。