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台風も過ぎ、再び暑い日々が続いてますね。
先日アキラと自宅で打ち合わせがてら焼肉をやったら、肉の脂が強過ぎて部屋中がなんだかベタつきます。朝からあちこち拭き掃除をする羽目になりました。

ソロの話になりますが、秋の国民文化祭に向けて準備が進んでおります。
 

 
今日はその演出の穴井豪氏について書いてみたいと思います。

大分出身のコンテンポラリーダンサー、振付師である穴井さんとは2011年の舞台で初めてお会いしました。東日本大震災があったあの年、バレーダンサーの西島千博さん主催のチャリティコンサート「That's Super Collaboration」の舞台にダンサー、ミュージシャン、各方面のパフォーマーが召集されて東京、大阪と公演が開催されました。
そこに穴井さんも僕も呼ばれ、初対面でありながら僕と彼の二人での即興という時間が設けられました。
ボイスパーカッションとコンテンポラリーダンスの完全即興でのパフォーマンスです。

震災の直後の頃、「エンターテインメントに何ができるのか」を日本中のパフォーマーが考え続けていた時期だったと思います。いつも以上に神経を研ぎ澄まし、感情を乗せ、意味を乗せ、そういうものをぶつけ合わなくてはいけない、そんな時期でした。。
穴井さんの動きは柔らかく、美しく、それでいて鋭くて力強い…言葉では表現しづらいのですが、武道の達人の演武を見るようでした。渡す音、ぶつける音に激しい濁流のように、時に重さを感じさせない1枚の羽根のように表現が返ってきます。
お互いの手法は違えど、その流麗で強靭なパフォーマンスには、一緒にステージに立ちながら強い憧れのようなものを感じたのを覚えています。
その時はステージ以外ではあまりゆっくりと話をすることもできず、連絡先を交換することもなく、ただ強烈なインパクトだけを残して別れました。



昨年の秋ごろ、僕のLINEに俳優であり剣術家である友人の市瀬秀和氏から連絡が入りました。
ちょうどスーパー歌舞伎のワンピースの舞台をされている時で
「共演者とボイスパーカッションの話になって、MaLさんに連絡を取りたいと言っている人がいるよ」と。
それが穴井さんでした。まさかの繋がりでした。

LINEで繋いでもらって、6年ぶりのご挨拶。
そこで国民文化祭の演出を務めることになった旨、そのステージにはありがたくも僕のパフォーマンスが必要であるという旨の文章をいただきました。

今年の春先、3月なのに非常に寒い日でした。大分で7年ぶりに再開。
大分銀行ドームの屋内練習場。不思議なもので、空いた7年は全く感じませんでした。
すぐに作品の話になって、諸々語り、周りの人に「まだ会うのは今日が3度目ですよ」と言うと驚かれるほどでした。
あの日はむしろ一緒にステージに立った時より会話したかもしれない。

 


今どんなものを作っているのかはまだここには書けませんが、彼にとっても本当に大きな舞台だとのこと。
その重要な舞台に2度しか会った事のない僕を6年の歳月を超えて招集してくれた事、これは本当に冥利に尽きます。
そして、それに全力で応えなくてはならない。応えてみせると強く思っています。

目にしてくださる予定の方がいたら、是非真剣勝負の舞台をお楽しみください。
また色々様子をお伝えできたらと思います。

 


最後にこの大会のPRムービーをご紹介しておきます。
穴井豪氏のダンスと美しい映像・音楽をお楽しみください。

 

 

【穴井豪×衛藤昴】「第33回国民文化祭・おおいた2018」「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」PRムービー