おはようございます。
本日6月24日は美空ひばりさんの命日とのことですね。
平成元年に亡くなった昭和の大歌手。
今日この日を「麦の日」と言うそうです。
この時期には麦の畑にたくさんのひばりが住み着くことから
それにちなんで、美空ひばりさんのご命日を「麦の日」と呼ぶとのこと。
未だ愛される名曲の数々、僕も過去にいくつも演奏させていただきました。
令和元年、雨ですこし静かになる今日この日に昭和の曲に思いを馳せてみるのもいいかもしれませんね。
さて、前回の続きを書きましょう。
出航日、にっぽん丸の船内の散策を終え、いよいよコンサートです。
ステージではレイヤマダの作り上げて来たオリジナルと少しのカバーを合わせてたっぷりお届けしました。
それこそ今まで何度演奏してきたかわからない程に回を重ねて来たレイヤマダサポート。
彼女の曲には自身の持っている美意識や強さや揺らぎ、そういうものが絶妙な形で曲に盛り込まれています。
僕がレイヤマダの曲を演奏するときには「美しくあること」をいつも以上に意識しています。
あ、僕のキャラがとかそういうことじゃないですよ。わかってると思いますけど。
彼女の紡ぐ言葉とメロディ、そしてリハで彼女自身から細かく指示されるディレクションが本当に独特で繊細なんです。
もちろん任せてくれている部分もあります。が、作り上げるべき風景は全て彼女の中にあります。
その世界を更に色濃いものにすべく、強弱、鳴りの深さ、リバーブの残し方、帯域の加減、無音や音の転がり、そういうものを強く意識して息とマイクをコントロールしていくのがレイヤマダステージなんですね。
そしてそれが曲に乗る際は技術を超えて、まず美しくあらなくてはいけない。
そんな風に考えています。
船の上で演奏する汐騒。
この曲で演奏する波の音。船の向こうに広がる海原がそのずっと先の陸地まで続いて、その先端の先端が海と砂と岩のグラデーションを淡くも確かに描く様子をイメージしながら演奏しました。
またレイヤマダがある学校に書き下ろしたという"船"をテーマにした曲では汽笛の音を盛り込みました。
客席の皆さんも微かに感じる船の揺れに身を任せながら、ステージを楽しんでいただけたようで嬉しかったです。
レイヤマダの曲、どこで聴けるの?って思っていただけた方には少しお知らせです。
来月7月10日に渋谷のduo MUSIC EXCHANGEで彼女が新しい挑戦をします。
7月10日 『レイヤマダ 大地謳 -だいちのうた-』
クリエイティブディレクションを水墨画家の土屋秋恆さんがつとめ、
レイヤマダの美の世界を更に更に突き詰めたステージです。
僕も参加します。が、今回はドラマーもいます。
ドラムがいるからこそ、更に自分の息にしかできないことを突き詰めて行きます。
おすすめなのでお見逃しなきよう。
詳細は記事の最後に記載して起きますね。
今回のにっぽん丸コンサート、演者サイドでありながらもレイヤマダの一曲一曲の魅力に改めて感動を覚えた、そんなステージでした。
さて、この4日間の旅、実は我々のステージは初日だけです。
後の3日間は何をしてたの?
はい、乗って、楽しんでました。
とっても楽しんでました。
そんな話は次に。
あ、知ってました?
今日は「空飛ぶ円盤記念日」でもあるそうですよ。
時々空をチェックしてくださいね。
それでは。朝ごはん食べて来ます。
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レイヤマダ
大地謳 -だいちのうた-
日程:2019年7月10日(水)
開場 18:30 / 開演 19:30
会場:duo MUSIC EXCHANGE
東京都渋谷区道玄坂2丁目14−8 O-EASTビル
主催:Speedy, Inc. / 株式会社スピーディ
御予約は、下記FBイベントページで「参加」をくだされ
https://www.facebook.com/<wbr>events/679828312440185/
クリエイティブディレクション:土屋秋恆率いるSEN Art & Creative Consulting
ステージ生け花:萩原亮大
映像:REALROCKDESIGN/ GORO USHIJIMA
●チケット情報(/税込)
1F S席 ¥7.500 / 2F S席 ¥7.500
1F A席 ¥6,500
2F A席 ¥6,500
※入場時500円ドリンク代別途ー