④ターミナル期の介護
<ターミナル期とは>
医療の手段を用いても回復が見込めない人や、老いのために生き続けることが不可能となり、
死期が迫った人に対する最期の時期を指す。
その人が、今までと残されたこれからをどのように重ねながら過ごしたいのか、
収集可能な情報を中心に据えて積極的に創造していく重要な時期である。
一般には:
意思が「医学的な治療の効果が期待できず、命の予後が6ヶ月以内と考えられる」と判断したとき
<過ごす場の特徴>
病院と施設
• 利用者の喜びや苦しさ、不安も真っすぐ介護職に向けられる。
• 家族とのかかわりも、介護職は相談相手に選ばれることが多く、
苦情や家族の心情を傾聴し、家族の想いを受け止める立場にいる。
• 介護職は家族に育てられている …
◉病院
医療職に相談したり指示をうけるメリットがある / 依存的になる
◉施設
介護職が中心になって本人を支える
グループホーム
• 住み慣れた環境を慣れ親しんだ人々のいる「グループホームで最期を迎えさせたい」という家族の
希望
• リロケーションダメージの回避
• 生活者として看取りのステージへ移行、自然体に経過
在宅
• BPSDの強い時期を除けば、家族の介護力とサービスの組み合わせで在宅での看取りは可能である
<ターミナル期に起こる変化と変化へのアプローチ>
「身体の変調が次第に変わっていく感覚を本能的に気づいている」
• 何か今までと違う
• 身体の中で何かが起こっている
• どうしたのだろう
__それを誰に、いつ、どう話せばいいのかがわからなくて困っている__
• 死に向かいつつある人の尊厳に対して、介護者の態度がどのように表現されているかが問われる
(人間性が問われる)
• 自分の使う言葉や身体の使い方、手の動かし方から、あるいは相手の言葉を聞こうとする姿勢、
共感、形からかんじとってもらえたかどうか …
示し方のなかから相手が自己の尊厳を感じてくれるかどうか …
• 尊厳の対極にあるのは「否定」である。否定は介護の中に含まれない。大切な時期、本人の一番
近くで、生活技術の基本に本人の希望を加えて「かかわる喜び」を深めていく自分を実現して
いくように。
身体的変化
• 身体症状が徐々に強く出て、その苦痛に気持が集中するせいか、
• 認知症のBPSDが目立たなくなっていく。
• どんなに必要なことでも、介護する側が一方的に押し進めることは慎み、本人の気持に添って、
支援するチーム体勢が必要である。(ここ大事)
心理的変化
• 不安 …
• 少しでも安楽に生活を送れるように配慮する。(この配慮は本人の尊厳に結びついている。)
• 心理面のアプローチを続ける。どのような思いで一日を過ごしているのか、さりげない言葉から
さぐっていく。
行動の変化
• 体力の消耗 → 臥床時間が長くなる → 廃用症候群の促進 → 傾眠
• 胃瘻の人のPEG抜去
• 意識レベルの低下
食事… 本人の意向、嗜好を優先
身じたく… 個人の自己表現への心づかい
口腔ケア… 食事に関係なく確認
疼痛ケア… 「痛みは主観的である」認識
<ターミナル期とは>
医療の手段を用いても回復が見込めない人や、老いのために生き続けることが不可能となり、
死期が迫った人に対する最期の時期を指す。
その人が、今までと残されたこれからをどのように重ねながら過ごしたいのか、
収集可能な情報を中心に据えて積極的に創造していく重要な時期である。
一般には:
意思が「医学的な治療の効果が期待できず、命の予後が6ヶ月以内と考えられる」と判断したとき
<過ごす場の特徴>
病院と施設
• 利用者の喜びや苦しさ、不安も真っすぐ介護職に向けられる。
• 家族とのかかわりも、介護職は相談相手に選ばれることが多く、
苦情や家族の心情を傾聴し、家族の想いを受け止める立場にいる。
• 介護職は家族に育てられている …
◉病院
医療職に相談したり指示をうけるメリットがある / 依存的になる
◉施設
介護職が中心になって本人を支える
グループホーム
• 住み慣れた環境を慣れ親しんだ人々のいる「グループホームで最期を迎えさせたい」という家族の
希望
• リロケーションダメージの回避
• 生活者として看取りのステージへ移行、自然体に経過
在宅
• BPSDの強い時期を除けば、家族の介護力とサービスの組み合わせで在宅での看取りは可能である
<ターミナル期に起こる変化と変化へのアプローチ>
「身体の変調が次第に変わっていく感覚を本能的に気づいている」
• 何か今までと違う
• 身体の中で何かが起こっている
• どうしたのだろう
__それを誰に、いつ、どう話せばいいのかがわからなくて困っている__
• 死に向かいつつある人の尊厳に対して、介護者の態度がどのように表現されているかが問われる
(人間性が問われる)
• 自分の使う言葉や身体の使い方、手の動かし方から、あるいは相手の言葉を聞こうとする姿勢、
共感、形からかんじとってもらえたかどうか …
示し方のなかから相手が自己の尊厳を感じてくれるかどうか …
• 尊厳の対極にあるのは「否定」である。否定は介護の中に含まれない。大切な時期、本人の一番
近くで、生活技術の基本に本人の希望を加えて「かかわる喜び」を深めていく自分を実現して
いくように。
身体的変化
• 身体症状が徐々に強く出て、その苦痛に気持が集中するせいか、
• 認知症のBPSDが目立たなくなっていく。
• どんなに必要なことでも、介護する側が一方的に押し進めることは慎み、本人の気持に添って、
支援するチーム体勢が必要である。(ここ大事)
心理的変化
• 不安 …
• 少しでも安楽に生活を送れるように配慮する。(この配慮は本人の尊厳に結びついている。)
• 心理面のアプローチを続ける。どのような思いで一日を過ごしているのか、さりげない言葉から
さぐっていく。
行動の変化
• 体力の消耗 → 臥床時間が長くなる → 廃用症候群の促進 → 傾眠
• 胃瘻の人のPEG抜去
• 意識レベルの低下
食事… 本人の意向、嗜好を優先
身じたく… 個人の自己表現への心づかい
口腔ケア… 食事に関係なく確認
疼痛ケア… 「痛みは主観的である」認識

