<仲良しは悪事も一緒に/中国黒龍江省・ハルビン市>

 

---6月27日(月)、中国メディア・澎湃新聞 は 黒龍江省哈爾浜 (ハルビン) 市 に住む一組の 双子 が外見が高度に似ていることを利用し、お互いの身分を 交換して、違法に 出入国 していたことを報じた。

 哈爾濱市公安局 南崗分局 出入境管理科 民警・王曉東 の説明によると、周X宏 と妹の 周X偉 の 双子姉妹 のうち X宏 は 夫が 日本人で、帰国辞令が出て 日本に帰国する際、夫について一緒に 日本 に移住したかったが、日本領事館 に ビザ取得 のための資料を提出しても、その都度 ビザ発給 を 拒否されていたという。 

(もし説明の通りであるとしたら、それはかなり悪質な前科がある場合のみである)


(姉妹に対する 公安での取り調べのようす)

 

 そのため 周X宏 は 妹 のパスポートを不正使用して 日本 に入国することを思いついて 成功し、それ以降は 中国、ロシア や 日本 などに 30 回以上 出入国を繰り返していた。

 

 その後、妹も X宏 のやり方を模倣し、X宏 のパスポートを使って タイ や他の国を 4 回 ほど旅行した。
(姉が自分の パスポート を持って行って、日本 に滞在しているのだからそうせざるを得ない)


 

 警察は今年の初め、ふたりの犯行に関する情報や証拠を発見し、両者の動きを追跡し始め、5月 から、姉の X宏 には 帰国して捜査に協力するよう連絡していた。

 

 哈爾浜市公安局 南崗分局 は近日、この姉妹に “国境妨害罪” で 刑事強制措置 が講じられたことを発表した。 事件はまだ調査中とのこと。

 

 

・その昔、タイのボクシング界には、世界で初の、”双子 で 同時世界王者君臨” という記録を持つ カオサイ・ギャラクシー、カオコ―・ギャラクシー の兄弟がいた。
特に カオサイ は WBA ジュニア・バンタム級の世界タイトルを19度防衛し、王者のまま引退した強打者であった。 兄の カオコ― は一階級上の WBA バンタム級の世界王者。
あまりにそっくりなので、ジムの親しい人以外には見分けがつかなかったと言われる。



 この最強の兄弟にも、カオサイ のその驚異的な レコード のうちの何試合かは、毎回減量に苦しんでいた カオサイ が計量後、かなり体力が落ちていたため、代わって、兄・カオコ― が試合に出ていたのでは? という いまさら確認困難なうわさがあった。
 まあ、常識的には考えにくいが、タイ ならあっても不思議はない。

 本文に戻ってみると、この姉妹以外に、姉・X宏 の 夫 にもずいぶんと責任があるような気がする。 気づいていないはずはない。 日本に不法入国を手引きしたともいえる。
そして、こんな悪質な方法を考え、実行するくらいなのだから、この女の方も本当に前科があってもおかしくはない。