<小学生らをひき逃げ/中国・遼寧省>

---2018 年 11 月 22 日(木) 12:17、遼寧省葫蘆島市建昌県第二小学校向かいの道路で、教師に引率され横断歩道を渡りきる直前のた小学生の隊列に、車線を逆送する黒のアウディが飛び込む事故が発生、多くが跳ね飛ばされ、また引きずられるものもいた。 

当局の発表によれば 6 死 17 傷の被害。 (だから実際にはもっと被害は大きい可能性がある)

死者はいずれも小学生で、負傷者には 2 名の引率の教員や通行人も含まれる。 車を運転していた男は事故発生後、郊外に向かって逃走したが警察車輌が追跡、アウディを道路の溝側に追い詰め停車させ、運転手を逮捕した。

消息によれば運転していたのは現場から約 80km はなれた葫蘆島市建昌県老達杖子郷書記の息子といわれており、地元のネットでは飲酒運転だった可能性が指摘されている。
現場は河北省の山区に近く、目撃者によればあきらかに故意の犯行に見えたとのことだが、警察当局は動機を現在調査中としている。 

 

 

 こういうドラ息子は日本では漫画や時代劇の中の悪役ぐらいにしか出てこないが、中国共産党関係者や富裕層の子供にはこういうロクでもないものが少なくない。 男でも女でもである。 一般人の命なんぞなんとも思わず、反省や後悔をするどころか、自分の高級品コレクションをブログなどで見せびらかしていたりしている。
枚挙にいとまがないのでいちいち例は挙げないが、事故に巻き込まれないよう気をつけるしかない。
筆者は中国の都市で、猛スピードのベンツが歩道に飛び込み通行人をはねたのを見て、それからは歩道を歩く際もなるべく道路から距離をとり、商店側を歩くよう心がけている。 
本文とは全く関係ないが、かつて日本人駐在員が深夜の幹線道路を走行中、路上に寝ていた人間を轢いてしまったケースがあった。 普通、そんなハイウェイのような道路に人が泥酔しているなどとは思わないが、その轢いて死亡させた相手が中国共産党の幹部でありその日本人は逮捕され重罪に処された。
不幸としかいいようがない。