10代の時にパレスチナ問題に興味を持ち、色々と関連本を読んできました。この「ユダヤ人」という人種・宗教共同体は一体何者なのか非常に興味があったんですね。
「パレスチナ問題」の書籍を一通り読んだ後は第2次世界大戦中に起こった「ホロコースト」、そしてその後は15世紀のヨーロッパにおけるユダヤ人ゲットーに関する本や「聖書」などを読んできました。(その中には購入しただけで読んでいない本もたくさんあります…。最近読書熱が高まっているのでこの機会に読破したいですね。)
今回読み終えた「ユダヤ人とローマ帝国」(大澤武男著)は新書なのでページ数も少なく、概要を掴むにはもってこいの本でした。まずは新書を読み、大まかな流れを理解した後に本格的な書物に移行するテクニックを最近は良く使っています。
ユダヤ人は紀元前から既に反感を持たれ、攻撃の対象になっていたんですね。なぜ彼らは非難の対象となり、放浪の運命を生きなければならなかったのか。まずユダヤ教はヤハヴェ神を信仰する一神教ですが、ローマ・ギリシャ神話に登場する神々を奉っていた時代においても彼らはその姿勢を崩さなかったわけです。ユダヤ教の律法と掟のみに従う民族ですから。
更に割礼、安息日、などのユダヤ教独特の掟が周囲の反感を買ったわけです。つまり彼らの周囲とは同化せず、ユダヤ教の教えにのみ従う姿勢が異質に移り、政治問題などを機にユダヤ教のシナゴーグが破壊されたりもしたんですね。
ローマ帝国支配下にありながらも何とか生き延びてきたわけですが、キリスト教の誕生と復興により徐々に迫害の度合いが強くなっていきました。ユダヤ人は「キリスト殺し」の烙印を押され、キリストの救世の業に参与した「生き証人」として放浪と離散を運命付けられてしまいました。
更にローマ皇帝コンスタンティヌスのキリスト教公認がその後のヨーロッパのキリスト教世界構築の大きな第一歩となりました。これによりキリスト教会は政治的な勝利を収め、ユダヤ人は放浪の民としての運命を辿ることになったのです。
中世にはユダヤ人ゲットーへ隔離され、第2次大戦中はナチスによる大迫害に見舞われたユダヤ人は1948年にシオニズム運動(エルサレムにあるシオンの丘に帰る、という運動)を通じ武力でイスラエル建国を宣言。これにより彼らは放浪の民としての呪縛から逃れたかのように思われました。しかしイスラエル建国を承認しないアラブの国々との戦争が繰り返されることになるのです。
そして2000年もの間迫害されてきた鬱憤を晴らすかのようにパレスチナ人を虐殺。パレスチナ人は現在イスラエル国内のヨルダン川西岸地区とガザ地区に押しやられ、完全にイスラエルの支配下に置かれています。(2003年に私はイスラエルに個人的な視察目的で行って来ました。イスラエルサイドに1ヵ月半、パレスチナサイドに1ヵ月半滞在したわけですが、パレスチナ人の生活は経済封鎖とイスラエル軍による支配により悲惨な状況でしたね。)
物凄く大きなテーマですが、今後も少しづつ関連書物を読んでいきたいと思います。
(まだ手を付けていない本には下記のようなものがあります。)
○「THE PITTY OF IT ALL」(AMOS ELON)
~15世紀のドイツにおけるユダヤ人ゲットーの考察。本屋でこの本を見つけた時は震えた。~
○「ESHKOL OF ISRAEL」(PRITTIE)
~1963-1969年までイスラエル首相を務めた男の伝記。~
○「THE RISE AND FALL OF THE THIRD REICH」(WILLIAM L. SHIRER)
~ナチスドイツの歴史。10年程前にアメリカで購入した本。まだ読んでいません…。
○「ゲシュタポ・狂気の歴史」(ジャック・ドラリュ)
○「ローマ教皇とナチス」(大澤武男)
今探しているのはパレスチナ・サイドから書かれた「パレスチナ問題」についての書物。ロンドンの書店でパレスチナ問題を扱った書籍を調べましたが、全てユダヤ側の見解を美化しているものばかりで残念。またキリスト教が拡大していく過程とそれにより大きくなったユダヤ人に対する迫害、に関する詳しい本も興味がありますね。
「パレスチナ問題」の書籍を一通り読んだ後は第2次世界大戦中に起こった「ホロコースト」、そしてその後は15世紀のヨーロッパにおけるユダヤ人ゲットーに関する本や「聖書」などを読んできました。(その中には購入しただけで読んでいない本もたくさんあります…。最近読書熱が高まっているのでこの機会に読破したいですね。)
今回読み終えた「ユダヤ人とローマ帝国」(大澤武男著)は新書なのでページ数も少なく、概要を掴むにはもってこいの本でした。まずは新書を読み、大まかな流れを理解した後に本格的な書物に移行するテクニックを最近は良く使っています。
ユダヤ人は紀元前から既に反感を持たれ、攻撃の対象になっていたんですね。なぜ彼らは非難の対象となり、放浪の運命を生きなければならなかったのか。まずユダヤ教はヤハヴェ神を信仰する一神教ですが、ローマ・ギリシャ神話に登場する神々を奉っていた時代においても彼らはその姿勢を崩さなかったわけです。ユダヤ教の律法と掟のみに従う民族ですから。
更に割礼、安息日、などのユダヤ教独特の掟が周囲の反感を買ったわけです。つまり彼らの周囲とは同化せず、ユダヤ教の教えにのみ従う姿勢が異質に移り、政治問題などを機にユダヤ教のシナゴーグが破壊されたりもしたんですね。
ローマ帝国支配下にありながらも何とか生き延びてきたわけですが、キリスト教の誕生と復興により徐々に迫害の度合いが強くなっていきました。ユダヤ人は「キリスト殺し」の烙印を押され、キリストの救世の業に参与した「生き証人」として放浪と離散を運命付けられてしまいました。
更にローマ皇帝コンスタンティヌスのキリスト教公認がその後のヨーロッパのキリスト教世界構築の大きな第一歩となりました。これによりキリスト教会は政治的な勝利を収め、ユダヤ人は放浪の民としての運命を辿ることになったのです。
中世にはユダヤ人ゲットーへ隔離され、第2次大戦中はナチスによる大迫害に見舞われたユダヤ人は1948年にシオニズム運動(エルサレムにあるシオンの丘に帰る、という運動)を通じ武力でイスラエル建国を宣言。これにより彼らは放浪の民としての呪縛から逃れたかのように思われました。しかしイスラエル建国を承認しないアラブの国々との戦争が繰り返されることになるのです。
そして2000年もの間迫害されてきた鬱憤を晴らすかのようにパレスチナ人を虐殺。パレスチナ人は現在イスラエル国内のヨルダン川西岸地区とガザ地区に押しやられ、完全にイスラエルの支配下に置かれています。(2003年に私はイスラエルに個人的な視察目的で行って来ました。イスラエルサイドに1ヵ月半、パレスチナサイドに1ヵ月半滞在したわけですが、パレスチナ人の生活は経済封鎖とイスラエル軍による支配により悲惨な状況でしたね。)
物凄く大きなテーマですが、今後も少しづつ関連書物を読んでいきたいと思います。
(まだ手を付けていない本には下記のようなものがあります。)
○「THE PITTY OF IT ALL」(AMOS ELON)
~15世紀のドイツにおけるユダヤ人ゲットーの考察。本屋でこの本を見つけた時は震えた。~
○「ESHKOL OF ISRAEL」(PRITTIE)
~1963-1969年までイスラエル首相を務めた男の伝記。~
○「THE RISE AND FALL OF THE THIRD REICH」(WILLIAM L. SHIRER)
~ナチスドイツの歴史。10年程前にアメリカで購入した本。まだ読んでいません…。
○「ゲシュタポ・狂気の歴史」(ジャック・ドラリュ)
○「ローマ教皇とナチス」(大澤武男)
今探しているのはパレスチナ・サイドから書かれた「パレスチナ問題」についての書物。ロンドンの書店でパレスチナ問題を扱った書籍を調べましたが、全てユダヤ側の見解を美化しているものばかりで残念。またキリスト教が拡大していく過程とそれにより大きくなったユダヤ人に対する迫害、に関する詳しい本も興味がありますね。