前回からの続きです。2020年の話です。
「あの子は、子供のころからコミュニケーションがうまくできないのよ。こういうトラブルがあった時なんて言っていいのか分からないの」と。
つうか、ひたすら謝ればいいじゃん、とか思ったんだけど…
まだ1番目義姉の娘が大学生の時に2番目義姉に対して何か生意気なことを言ったのでしょう。2番目義姉は殴ろうとしたらしい。
なんか、ぶちっとキレたらむちゃくちゃな言動をするらしい
あなたが一切家族の集まりに来ないのは大人げない、みたいに言われて
ここで文化の違いかな…と感じた。
南アというか西洋は時が経てば酷いこと言われても、終わったことだからと、水に流せるのかね?
日本人だったら、距離を取れない相手だったら、誠意を持ってアプローチして関係改善に努めて謝るとか、あるよね。
1番目義姉と色々話して、こんな時(絶賛コロナ中)だから、誰がどこでどうなるか分からないしね、と。
まぁ2番目義姉のことはしっくりいかないけど、コミュケーションが苦手な人は、うまく自分の気持ちが伝えられないのかもしれないし。
私があまりにも正論を述べ過ぎて圧倒されたのか…
あと文化の違いもあるのでしょう。
だからクリスマスの集まりには行った。もう2番目義姉とは何事もなかったように接して今に至る。
コロナの前は、たまにランチをしたり、うちにお茶しに来たけど、それは無くなった。
それが理由なのか、忙しくて来ないだけか分からないけど。
でも、私はそれでいい。2番目義姉はおせっかい&適当なところがあって。
まぁ、基本は愛情深い人ではあるから、あの時は悪魔にとりつかれたんだと思うことにした
そして、今年のイースター。
イースターは、キリスト教にとってクリスマスの次に大事なイベント。
なので、イースターも家族で集まるのだけど。
イースターは、4日間あって、初日の金曜日は、イエス・キリストが亡くなった日で、この日はスープを飲んで、魚を食べる。
食べなくてもいいけど、肉は絶対に食べない。キリストの血🩸を連想させるため。
3日目の日曜日は、キリストが生き返った日(復活)で、それを祝って肉を食べる。
キリストが生き返る日までの1か月とか40日とか、肉を食べない、とか例えば好きなチョコレートを断つ、という「レント」をする人たちもいる。
そんなこともこっちに住んで知ったのだけど。
その日曜日、1番目義姉宅へ行ったら、2人の義姉たちが食事の準備をしていた。
私も手伝ったりしていたのだけど。
なんか2番目義姉が「なんで肉を用意したのよ、うちの旦那は食べられないわよ!」と怒っている。
彼女の旦那はギリシャ人でギリシャ正教のキリストの生き返りは来週の日曜日だから、まだ肉は食べられないらしい
→イエス・キリストは1人じゃないのか?
でも1番目義姉は数日前に2番目義姉と食事の内容で話し合っていた時に、肉を用意するってことは同意していたらしい。
なのに、怒っている。
私がリビングルームにいた時に、キッチンで二人で大声になっていたので、見に行ったら、2番目義姉が叫びながらものすごく荒れて。
そこで大学生の2人の娘たちが母を玄関から追い出した。
唖然。。。
これか、いきなりぶちぎれて荒れるって…
年中、肉でも魚でも好きな時に食べている日本人には…
どうでもいいことよね。これこそとっても小さいことなんですけど。
その後、みんなで食事。だーれも一言も話さずシーン
数十分して2番目義姉の旦那がにこにこして登場。
ぴーんと張った空気が緩んだ
少し肉も食べていたよ。
というか、宗教も気持ちの問題じゃないの?神様も、人のおうちへ行って出された肉を食べたからって怒るほど了見狭くないだろう。
でも宗教戦争が起こるくらいだから、そんなに単純なことじゃないのかね…
話ずれたな
次回、髪染めアレルギーの話に戻ります。