日々、狩猟採集に励む豚平と嫌々ながらそれに付き合うオヤジだが、これからの時期、
「釣りは寒いよね...」
「無理無理無理 風強いし」
「貝も無理やね...」
「寒いから海から離れろ〜」
「何か無い?」
「ちょっと遅いけどキノコ?」
「そういやあ見たでYouTubeで」
豚平がYouTubeで見たという日本でも収穫できるというトリフュを探しに公園に行った次第。
でもって探索しておると
「お前、屁こいた?」
「こかん」
「なんかクセェな」
「あーコリは!」
あたり一面に転がる銀杏を発見したオヤジと豚平だった。クセェ〜。
「どうする?」
「とるでしょ」
「ジジ取っといて、俺トリフュ見てくる」
「お、オオ」
「クセェなぁ」
一人公園の片隅で銀杏を拾う怪しいオヤジになったのである。
でもって、結構な量の銀杏を拾い、鼻がおかしくなりながら帰宅したオヤジだった。
某嬢宅に帰り、豚平に銀杏の処理方法を教え帰って来たのだが、銀杏の匂いに犬並みの嗅覚を持つ某嬢が激怒しないかが非常に心配なオヤジだったのである。
ご存知の方も多いかと思われますが、銀杏の実の匂いは、本当のミにアルコールを降りかかけた様なキョーレツな匂いがします。オカゲサマでオヤジの鼻はおかしくなり、全く匂いを感じません。今なら禁断のプレイも出来そうです。
ぷっ。