自分ではどうしようもないことを非難や指摘されたときの対応法
生きていれば、落ち込んしまうこともあるのが人生です。
自分の失敗で落ち込むのは誰しもが経験することですが、長い目で見ると成長の種になることも多いので個人的には悪いことではないと考えています。
一方で、自分ではどうしようもないことで他人から非難や指摘を受けるようなケースは、役に立たない上に気分だけが落ち込むという困ったことが起きます。
そういうときにどう考えればいいのか、ひとつヒントをお伝えしたいと思います。
どうしようもないことの一つは朝のテレビの占いコーナーです。悪い内容だと気分悪く一日を始めることになりますね。(最近はそういうコーナーのあるテレビは見ません)
もう一つ、姓名判断も私は敬遠しています。
その昔、自分の子供の名前を付けるときに姓名判断を少し勉強しましたが、これはいいと思う名前でも何らかの画数の問題があって悩まされました。
気になったので、ついでに自分の名前の姓名判断もしましたが、こちらも良いこと、悪いこと両方が出てきました。親からもらった大切な名前にケチがついた気分でした。(笑)。
こういうものは、気にし出すとどんどんと気になる、消極的な暗示をもらってしまうパターンにはまります。
そのときに、試したのは歴史上の有名人や同時代の素晴らしい業績を上げた方の名前を診断する方法です。
実際に、10人ほど診断してみたところ、同様に何らかの問題があるということがわかりました。
要は、名前に問題があるとされていようが、関係はないことがわかりました。そもそも姓名判断では統計的な根拠を見たこともありません。
成功する人はその時にできることをしっかりやっているから成功しているという単純な気づきでした。(占いや姓名判断に悩めばそれだけその時にできるはずのことが出来ないのは言うまでもありません)
自分の人生や自分の名前のことで何か言われると、他人事ではないと感じ、たやすく自分を見失うのが人間です。それは、相手に意図があるか、ないかに関わらず、暗示として受け取る危険性があるということです。(そう思った瞬間に相手の思うつぼになってしまうでしょう)
ですので、その暗示をまともに受け止めなければよいというのが私のアドバイスです。
これと同様に、こちらが落ち込むようなことを口にする人がいたとしても、それを受け取らなければよいのです。(相手の虫の居所が悪いか、相手がこちらをコントロールしたいか、のいずれかの場合が多い)
私のお勧めは、そういう場面では「なるほど、そういう考え方もあるんですね。ありがとうございます。」といってその場を離れる(やり過ごす)ことです。
特に、自分の仕事のことで、対応が困難な非難を受けた場合、感情的に反発して関係を悪くするよりも、やり過ごすことで相手の考えていること、感じていることを把握することを優先することがお勧めです。
なお、言うまでもありませんが、信頼する上司から仕事のことで何か言われた場合は、真剣に受け止め、自分が納得できるまで上司と話し合いをすることが必要です。