カリフォルニアらしからぬ天候が続いていますが、風邪を引かないように注意してください。MAK WAVE 隊長 戸倉です。 さて、本日はLAXの空港へ行くと入り口にデカデカと”LAX”のサインボードが見えます。普段は何となしに見ているオブジェでしかないのですが、LAXには意味があるのです。

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旅行会社で働くと最初に覚えるのが”Three Letter Code”これが”LAX”なのです。意味が解らない?!
実は全世界で約1万2千ほどある空港名を簡素化し、アルファベット3文字で表す規約があります。
この規約を定めている機関が”国際航空運送協会”I.A.T.A,( International Air Transport Association)です。

必ず全世界の空港は3文字で表す訳なんですが、1万以上の空港をアルファベット26文字の組み合わせとなると難しい訳です。
そこで統一性を取るために国別に最初の文字を使用する案が上がりました。(実質的には国別に統一されていないのが現状です)
新潟はKIJ、山形はGAJというふうに日本の都市には末尾にJapanのJがつくものも多く、イギリスは最初に”L”が付き、ヒースロー空港のLHR、ガトウィックのLGW、ロンドン・シティ空港のLCY、ちなみにカナダの空港は最初に”Y"から始まるように国別に認識できるように工夫されている所もあります。
都市コードで成田のNRTやラスベガスのLASといった具合に簡単に空港名も連想できるものがありますが、NIAGARAは真ん中の文字をピックアップしてIAGとなっています。

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ところで本題に入りますと、なぜ”LAX”なのか?

よく間違い易いのが都市コードと空港コードを同じと思ってしまいますが、相互性はあまりありません。
Los Angeles はLAだから2文字、Los Angeles International Airport だと4文字で LAIAとなります。
”LAX”はあくまでも空港コードであり、都市コードではないと言う事です。
3文字にする為には都市名から想像出来るように、3文字に満たない地名LAはそのまま残しておき便宜上、末尾に”X”を付けることにより問題を解消する事になります。他にミヤンマーのYeは頭にXを持ってきてXYEとしています。
他の理由としては既に希望の3文字が別の空港で使用されている場合は早いもの勝ちになる訳です。
ちなみに、LAI はフランスのランニオン=コート・ド・グラニ空港で使用されています。
”KIX”関西国際空港もLAXと同じく末尾に”X”を付けています。

混乱を避けるためか地名が変更になってもコードは変えないケースもあります。たとえば、サイゴンはホーチミン市へ都市名を変えましたが空港コードは”SGN”と昔のまま使用しています。

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航空会社は2文字で表す事になりますがJALを”JL”そしてANAは”NH”としています。
なぜANA(全日本空輸)が”NH”なのか?登録した際の社名から察する事が出来ます
全日空の前身、日本ヘリコプター輸送 株式会社と言う名前で登録した為、今現在もNHのままな訳です。

世界各地にある空港コードを調べてみると、色々と面白いかもしれません。

世界の空港コード: http://www.tabilinks.com/airport.htm


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