皆さん初めまして、マックウェーブ波乗り担当、ちゃへろです。
皆さんアメリカを代表するものと聞かれて想像するものは何でしょう。
ハンバーガー?
ロックンロール?
ハリウッド?
確かにそうですね。
しかし、それだけではないもっと身近なものを忘れていませんか?
アメリカ人にとって無くてはならないもの。
そうです、車です。
アメリカ人にとって車は足。
日本と違って公共の交通機関が未発達なこちらでは、車がなければ何処にもいけません。
一家に一台どころか、一人一台の世界です。
しかしここ20年近くは日本をはじめとする海外の自動車メーカーのアメリカ国内でのシェアが大きくなり、今日では石を投げれば日本車に当たるほどアメリカ車の影が薄くなってしまいました。
そして皆さんもご存知の通り、昨今の不景気の波はアメリカ自動車会社にも大きく影響し、ビッグスリーと呼ばれる3台自動車会社のうちゼネラルモーターとクライスラーはご破産状態。
そう、アメリカの自動車業界はもはや風前の灯状態・・・
しかし、そんなビッグ3的にはお寒い状況の中でも、車にアツい人たちには何処吹く風。
今日はそんなホットな車好き親父達が集う、モーニングクルーズの模様をレポートします。
やって来たのは全米一のサーフシティ、ハンティントンビーチ。
アダムスアベニュードーナツというドーナツ屋の前のパーキングロットで行われるこのモーニングクルーズは、朝の6時から始まります。
そう、アメリカの車好きは、朝が早いのです。
ここに集まる車はそのほとんどがアメリカ国産車。
こちらはリンカーン。
弊社で使用しているリムジン、リンカーンタウンカーのお爺ちゃんです。
このような第二次大戦前の車から
アメリカ車の黄金期、1950年代や60年代までの車がこのクルーズの大半を占めます。
何故なら、この頃のアメリカ車が一番輝かしくて、この車達と共に青春を過ごした人々がここに集まるからなんですねぇ。
なのでここに集まる人たちの年齢層もかなり高め。
50代、60代の方々が自慢のホットロッドを運転してやってきます。
車が誰よりも身近な存在のアメリカでは、こんな自動車趣味が息長く続いています。
カリフォルニアの夏の朝によくある曇り空もなんのその、ここではまだまだアメリカ車がアツいのです。
こんな魅力的なアメリカ国産車を、是非ビッグ3に出して欲しいものです。
今も昔も、車には夢がないといけませんからね。
皆さんも週末の朝、ドーナツ食べにちょっとドライブ、なんていかがですか。
それではごきげんよう。
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