味噌らーめん
もやし
ごはん(小)

ランチは初訪問な 三ん寅 さんへ
こちらは札幌の名店「すみれ」にて18年間修行された菅原章之店主が、東京の江戸川橋にて2019年10月29日に暖簾分けしオープンされたお店



看板と暖簾に書かれた店名は「すみれ」の大元となる「純連(すみれ)」創業者 村中明子さんが書いたものなのだそう
東京で札幌味噌らーめんがいただけるのは嬉しいですよね

オープン前に到着すると既に先客が2名おり、並んで暫し待機
気温も丁度良く急に冷え込んでくれて小雨も降ってきたという味噌らーめんをいただくにはうってつけの気候
いい感じに凍えたところでオープン、暖かい店内へ



券売機では予習通り、味噌らーめん、もやし、ごはん(小)をポチッとな
店員さんへすぐ食券を渡して着席
厨房から聞こえる中華鍋を振るう音を聞きながら待っていたら程なく着丼です



湯気が出ないほどの蓋ではありませんが、良い感じにラードの膜があり炒められた香ばしさもしますね
火傷しないよう心構えを済ませ、先ずはスープからいただきます




スープを口に運ぶ時点でふわっと味噌の良い香り
火傷しない程度に熱々で、外が寒かったから本当沁みるわぁ
香ばしい味噌の香りがしっかり口内に広がり、味噌と野菜の甘み、ラードのコク、ほんのり大蒜の風味が適度な塩気と合わさって、もうただただ美味しい
もっとパンチが効いてるかと思いきや白味噌が故にか味噌はしっかり濃ゆくともマイルドな口当たり
スープは豚骨に煮干しや鯖節、昆布、干し椎茸、香味野菜などをじっくり炊いたものに、札幌の酒造場に特注した2種の白味噌を合わせ、中華鍋で焼きながら作っているそう
炒められた粗めの挽肉や玉葱もいい味出してます
この焼き加減が絶妙なのでしょうね、エグ味や焦げ感なく、塩っぱ過ぎることもなく、いや〜もう、美味しい、好き



麺は西山製麺の中細縮れ玉子麺
加水率高めでプリっとしており、当然ながらスープとの相性抜群
これ、大盛にすれば良かったかなぁ、美味しいなぁ



トッピングは
チャーシュー、もやし、メンマ、葱、生姜
パッと見た感じ少し硬めかなと思ったチャーシューは食べてみるとびっくり
絶妙な具合にほろっとしており適度な質感と旨味を味わえる
奥にある角切りのチャーシューも同じく旨し
1つ食べてからは、これはご飯に合うと見つける度にごはんへオン
そしてもやし、熱々です
香ばしくシャッキシャキなのですが、かんなり熱い
熱くてはふはふしながら麺と一緒に食べる、食感の変化と香ばしさが最早幸せ
細切りなメンマは適度な軟さとコリコリ感、少し甘めの味付けが良いですね
こちらも麺と一緒に楽しみつつ、絶対ご飯に合うだろうということで後半は見つけ次第ご飯へオン
葱は青葱と白葱のミックスですかね
辛味は皆無な丁寧な処理で、味噌に葱が合わない訳がない
おろし生姜を後半にスープに解けば、後半でもマンネリなく爽やかに食べ進められる




サイドはごはん(小)
炊き加減が抜群でふっくらして硬過ぎることもなく、お米の甘み旨味が非常に引き立った状態での提供
このお米はどこの何という品種でしょう、美味しいよ、どこ産だろう
そのままでもばっちりな米そのものが美味しい状態ですが、角切りのチャーシューやメンマとの相性が素敵
スープを啜りながらいただくと最早至福です
白米と味噌が合わないわけが無いですからね、只々幸せ

今のところ自分史上最高の味噌らーめん
すみれよりも旨味の奥行きを感じられて大好きです、醤油も気になるなぁ、もっと早く来ればよかった
食べ終わって退店すると20人以上の待ちがある状態
そりゃ待ちますよね、目的地にするだけの幸せが江戸川橋にありました

大変美味しゅうございしました
また伺います、ご馳走様でした

-

三ん寅

〒162-0801

東京都新宿区山吹町362 プレステージ362 1階

営業時間 11:00〜15:00(L.O.)、17:30〜20:00 (L.O.)

定休日 不定休

駐車場 無

好み度 4.2 / 5