写真
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g00795/
より借用
国立競技場
恰好いいですね~。
この木、どこの森から持ってくるのかきちんとしたISOの基準をもとに伐採れてくるってご存知でしたか?
ちょっと今回は体のことというか、9月28日に秋田での私の誕生日に、「コロナを悪者にしない」というアンテナで一緒で
FACEBOOOKで仲良くなった関さんからのレポートをまじえて、ご報告します。
関 厚さんは秋田県鹿角市のご出身です。
関さんからいただいたをプロフィールをご紹介しますね。
関 厚 略歴
昭和47年(1972年) 花輪高校卒業
昭和51年 京都大学卒業、農林省入省、王滝営林署長、福島県森林土木課長、林野庁整備課長、中部森林管理局長等。
平成18年(2006年) 日本森林技術協会で森林認証室長。
出会いのきっかけは
私の
「歩き地蔵のお江戸おもしろ物語」を読んでくださってて、
かつ、今回のコロナ対策での秋田県の排除的動きに疑問を持っていらして、
私とアンテナが一致したんですね。
それで、9月28日にお会いできないかと、お誘いさせていただいたところ、お会いできたんです。
宴会の時、関さん、「国立競技場に使われている木は適当に森から伐採してきたものではなく、ちゃんと国際的な基準に沿って持ってきた木ばかりなんです。じゃ、その基準は?ってね。それは、『山を敬う気持ち』なんです。
まさに、山にあるお地蔵さんとか道祖神さんとか山神さんときちんと祀っているか?丁寧にきれいに、大事にされているか?なのです」
とおっしゃる。
私は「それってすごいです~。もっと知りたいです」といったんですね。
そして、関さん、ご丁寧にレポートをメールしてくださいました。
ありがとうございます。
伊勢神宮の御杣始祭は1300年もつづいて行われています。
(1)古代の伐採技法は「三緒伐り」で三人の杣夫が三方より斧を入れ、三つの緒(弦)を残して作業するもので、これらが終了すると杣頭は、それを確認して「オオヤマスミノミコトー、ヒガシ ヨキ、ヨコヤマ、一本ネルゾー」と大きな声で、神に声をかけます。少し間を置いて「イヨイヨ、ネルゾー」と唱えます。杣は檜木の弦を斧で外すと檜が倒れます。杣頭の「ヒガシ ヨキ」は、東側よりヨキ(斧)を入れているよということ、「ヨコヤマ、一本ネルゾー」は、伐木は傾斜に対して等高線上に横に倒れるということを告げています。
三緒伐りは飛鳥時代から江戸時代まで行われていた技法で木曽谷での林業を描いた『木曽式伐木運材図会』で見ることができます。
この言葉の中に、現代でも必ず復唱する安全のための指差呼称がふくまれていることを、知りました。ここから、山の神を、大事にしている森が良い森との判断になりました。
このブログ書くのに、何回か眠くて仮眠しました。