日本板硝子は26日、スチュアート・チェンバース社長が9月30日付で辞任し、藤本勝司会長が10月1日付で社長に就任する人事を発表した。チェンバース氏はシニアアドバイザーに就き、会長は出原洋三取締役会議長が兼務する。

 チェンバース氏は板ガラス大手の英ピルキントン出身。同社は2006年に日本板硝子に買収されたが、豊富な国際経験を買われ、08年6月から日本板硝子社長を務めていた。

 同日の会見で、チェンバース氏は「家族の問題がなければ辞めていなかった」などと述べ、家庭の事情が辞任の理由であることを強調。社長に復帰する形となる藤本氏は、就任期間について「後継者ができるまで」と述べるにとどめた。一方で「進めている構造改革を完成させ、次の成長軌道に乗せる」と抱負を語った。