息子は一歳四ヶ月。
今、周りは二人目ブーム。

「二人目ができました」報告を今月何回聞いたでしょう。

これにはおそらく学年が大きく関係していて、やはり2学年差で春生まれ狙いが多いんですね。

そしてみんな望み通り妊娠。
二人目は妊娠しやすいっていうのは本当なのかもしれないですね。


そんな中、私はというと、
もちろん羨ましく思い、私も二人目が欲しい、と思う気持ちもありますが、
今はまだ無理だ~という気持ちが勝ってます。

息子は先日風邪を引いて、高熱で立つこともできなくなり、
私から離れると泣くので、12kgを抱っこして一晩中家の中をウロウロしました。

私は一人目のつわりが辛すぎて、自分自身も立つことがままならないほどでした。

こんな状態で二人目を迎えることには不安があります。

そうはいっても子どもは授かりもの。私に関しては授かるかもわからないもの。

タイミングを選んではいけないのかな~という迷いもあります。
まあ、あまり考えすぎないように、前向きに頑張るつもりなのですが。

しかし、いつもいつも不妊のことを考えてると、すぐ妊娠する人に驚いてしまいますが、たぶんこれがマジョリティなんですよね。
日本で不妊治療にかかる人は現在47万人弱とか。

年間の大卒者が60万人といわれるのですから、おびただしい数ですね。

なのに不妊治療をするととても孤独でうしろめたく、引け目を感じるのはどうしてでしょうか。

私は結婚前、相手のご両親にご挨拶に伺った時から、
「今お腹にいないの?」とか
「早く孫をほしいんだけど」とか
「ノルマは2人」とか
「遺伝子がうんちゃらかんちゃら~」と、
まぁさんざん言われました。

私の事情を理解していた主人が痺れを切らして一喝してくれてからはなくなりましたが…。

事情を知ってる私の母でさえ、
「病院に行けばすぐできるんだから」と言って、
会うたび子ども子どもで非常に鬱陶しかったです。

不妊治療の成功率は8割を超えるらしく、
確かに低いとは言えないかもしれないです。

体外受精で生まれる子どもが増えて、
高齢出産にも希望が見えて、
40代での出産も珍しくなくなったように思います。

しかしそのために、諦めてはいけないと思わされ、終わりの見えない治療に苦しんでいる人もたくさんいます。

何十万かけて採卵して、移植して、また0から、を繰り返さないといけない日々。

そこに希望を持って、夫婦で頑張ることができるうちは、続けられるかもしれない。

だけどもう義務感になって、周囲からのプレッシャーから仕方なく通うしかない人もいるのではないでしょうか。

そうなると誰が救ってくれるんでしょう。


私は注射の痕が増えていくのを見て、
ぼんやり思いました。

「注射すればできる」なんて言われて、
注射がどんなものか知ってるんだろうか。
毎日毎日連続で、痛くて痛くて、仕事もまともにできない。

でも誰もわかってくれない。
不妊治療は本当に孤独…。

不妊仲間を作っても、いつかみんな卒業して自分だけになったら…と思うと怖い。

誰にも会いたくない。
妊娠や出産の話を聞きたくない。

だけど、おめでとうと言わなくちゃ…。


こうなると負のループに入るわけです。
でもどうやって抜け出せばいいかわからない。
妊娠するしかないのかも。


不妊治療の光はよく報道されるけど、
不妊治療の闇はあまりフォーカスされない。

望んでやってるんだから、文句言うなということでしょうか…。




「子どもは親を選んで生まれてくる」なんて私は全く信じません。

こんな素敵なご夫婦がなぜ…と思うことがたくさんあります。

みなさん、どうか負けないで。

養子縁組にはいくつか種類がありますが、
大きく分けると普通養子縁組と特別養子縁組があります。

この違いは実親との関係がなくなるかどうかです。
分かりやすくいうとお婿さんがきて養子になるのは前者、子どもを引き取って家族になるのは後者。
後者の場合は実親との関係は断絶されます。

特別養子縁組をするにはどうしたらいいか、その方法はいくつかあります。

昔は親戚や近所からもらうことも多かったみたいですね。
現在でも政治家など血縁を大事にする家系ではたまに聞く話です。

一般的には、公的機関を利用するか、民間の団体を利用するかになると思います。


日本では養子縁組をするケースは非常に稀です。

実際には実親が手放したうち、9割の赤ちゃんが乳児院に入ることになります。
現在も3000人の赤ちゃんが乳児院で暮らしています。

乳児院は2歳のお誕生日には出ないといけません。
行き場のない子はそのまま施設養護になります。

日本で特別養子縁組がなかなか普及しない背景には、規制の問題と不妊治療の技術向上が大きく関わっています。

(もちろんそれ以前に血縁を重んじる文化というのもあります。)

一つは年齢です。
多くの機関が、40歳以下と決めています。
正確には年齢制限は機関により様々で、もっと低いところもあれば、50歳までというところもあります。
しかしその年齢では多くの方がまだ不妊治療をされています。

そして昨今40歳を超えて妊娠される方が多いのも事実。
もう諦めようとなる頃には年齢的に養子縁組という選択もできない。

そういう現実が多くあります。

もう一つは共働きを禁止するところが多いことでしょうか。
これも日本ならではだなぁと感じます。

その他にも壁はたくさんあります。
親族からの反対にあう人もたくさんいるのではないでしょうか。

私も義両親を説得するのは大変そうだと悩んでいました。

だけど体が強くない私は、一刻も早く親になりたい気持ちでした。

もし実子を授かっていなかったら今頃…と考えると、
本当に辛い気持ちになります。

先の見えない治療を続けながら、早く孫を、という言葉に傷ついていたのでしょうか…。

私は別に特別養子縁組を推奨しているわけではありません。

ただ、選択肢の一つとしてもっと広く理解されて欲しいと思っています。