娘の通うフリースクールの

運動会がありました。

 

気持ちのいい秋晴れの中、

広々とした空の下、

河川敷、芝生の上での時間。

 

工夫を凝らした種目の数々。

 

種目ごとに出場したい子が、という

その時の自分の気持ちで決められる、

ゆるい感じがいい心地。

 

そんな私も、

心の向くまま、

出場したいものに参加して、

とっても楽しい時間を過ごしました。

 

大人も子どもも

自分らしさを後押ししてもらえる心強さ。

 

 

「ありのままでいていいんだ」

 

という

優しい時間の共有。

 

 

最後は

子ども 対 大人の綱引き。

 

人数から、

大人の圧勝!と思われた綱引き。

 

しかし

ジリジリと接戦の末、

負ける大人たち…

 

子どもたちの歓喜の声!

 

日常では、

味わうことの少ない

「子どもが大人に勝つ」という体験。

 

この、

関係性の逆転が

たまらなくいいのです。

 

我が家も、

思春期真っ只中の女子。

 

また、

似たもの同士の母娘ということもあり、

日常のぶつかり合いは否めない現実。

 

そんな中、

大人だから子どもだからではなく、

私は思ったことを

彼女に伝えます。彼女もそうする。

 

お互い

言い合えたあとの

笑いが

私たちの潤滑剤。

 

笑い合えば

すべてがゆるむ。

 

帰りは

運動会の感想を

シェアしながら2人でランチ。

楽しかったね〜と2人。

 

「その時に参加したいものを

自分で決められるのは

今までなかったねぇ」と娘。

 

「何だかいいよね〜」と私。

 

参加する、しないを自分で決める。

 

その場にいる

大人と子どもが作り上げる雰囲気。

 

人は自分が安心できる

場所、人たちの中で

育っていけるのが幸せだよなぁ〜

とつくづく思った日。

 

このご縁を親子でもてたこと、

本当にありがたく感謝します。