なぜか、今年10月実施の漢字検定1級について、ツイッターやらブログやらで、やたら「合格したよ」という書き込みが目に付いた。


とくに、漢字検定1級受験者を中心にフォローを増やしたわけでもないし、そういったブログを集中的に検索したわけでもないのに。

だから、今回の漢字検定1級はサービス回だったのか!?

と思っていたけれど、今回の平均点は調べたところ108.0点(200点中)??


今手元にある、過去の漢字検定の平均点を見比べても、108という点は高いほうではあるけれど、だいたい毎回105点前後。べらぼうに高いわけでもなかった。

中央値で分析する方法もあるけれど、平均点でみる難易度というものは、よほど受験者の質が偏ってない限りは、信憑性のある分析になるから、特にサービス回だったということもないな・・・


一つ考えられるとしたら、「過去問からの出題が多かった」というところかな。

過去問から出題されていようが、いまいが、過去問の分析が甘く、いずれの問題も初見に近い人にとっては、どんな難易度でも平均点は安定。

1級の特徴である合格常連受験者にとっても、過去問関係無しにどんな問題でも対応できるから、平均点安定。

しかし、過去問を完璧にマスターしてはいるが、初見問題でいつも撃沈していた人が、見たことアル問題が多かった分点数が跳ね上がった。過去問を完璧にできている人であれば、これまで何度も受験しているであろうから、その分喜びも大きく、書き込みにも積極的。てな感じで。