長女がADHDと診断されたのは小三の時。
でも、症状が出始めたのは
幼稚園の年長の頃だったと思います。

最初は幼稚園の面談の際、先生から
・最後まで1人喋っている
・給食の際、喋る事に集中しすぎて
    箸が止まってしまう
・嘘をつく
と指摘されたのがスタートです。
正直 家でも
同じ事で再々 怒ることがあって
気にはなっていました。

けど、まだ5歳だし…
それに私自身がADHDなんてものも
全然 知らなかったもんだから
特別 気にもせず、軽く考え
何も進展もなく小学校に入学しました。

小学校に入学してからは
特に何も問題もなく
すんなり二年生にもなりました。
ただ、お友達を作ることは
苦手だったように思います。

長女が二年の冬に引越しが決まり
転校することになりました。
この環境の変化が
長女のきっかけになったと今も思っています。

転校してすぐの頃から
その症状は現れ始めました。

正直、ありすぎて説明しきれないですが
忘れ物が増えたり
お友達とのトラブルが増えたり
ぼーっとしてる事が多くなり
テストの点も徐々に落ち始め
三年になる前の春休みに
初めて、学校が嫌いと私に言いました。

でも私はそれも全て
転校して環境が変わった事での
一時的なものだと思っていました。
学校が変わればルールも変わるし
お友達も一から作るわけだし
今だけだって思ってしまったことで
長女のSOSに気づきませんでした。

なんとか三年生になりましたが
ここからはもう長女も私も
正直 毎日が地獄でした。

お友達とのトラブルはほぼ毎日。
長女は人の物を盗むようになり
相手の気持ちを考えず言動し、
お友達は少しずつ離れていきました。
月に最低1度は
誰かの親に謝罪の電話もしくは
直接 謝罪に行きました。
学校の先生にもとてもご迷惑をかけました。

正直、私も長女も限界のボロボロで
長女はとうとう
学校に行かなくなりました。

その頃 私はネットで
初めてADHD(自閉スペクトラム症)を
知りました。
市の保健師さんに相談し始めたのも
この頃です。
保健師さんに話を沢山聞いていただき
私はとても救われました。
泣きながら相談したこともあります。
担当の保健師さんは
「お母さんも長女さんも
今までよく頑張ってこられましたね」
と仰って下さいました。
この言葉は思い出すだけで
今でも泣きそうになります。
この保健師さんにはとても感謝しています。

保健師さんの勧めで
専門の小児科を紹介してもらい受診しました。
初診は3ヵ月以上待ちで
夏に予約して
受診できたのは11月でした。

長女は初診日にADHDと診断されました。
あまり初診日で
診断名をつけることはないらしいのですが
緊急性を要する現状だったこと
薬の投与が好ましかったこと
小学校への説明が必要だったことから
付けてくださいました。

薬の服用が始まり
学校への意見書も書いて下さり
通院も始まりました。

☆薬のことや通院のことについては
また別で書きたいと思います。

私のただ1つの後悔は
なぜもっと早く
長女のSOSに気づけなかったのか。
なぜもっと早く
きちんと長女に向き合えなかったのか。
それだけは今でも後悔しています。