ブリーチに強い?香港人の頭皮と髪。 | まことのこと。

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香港 広州 日系 美容室 ではたらく 日本人 美容師 仲田 誠のブログです‼︎
香港の事、趣味の事、普段の仕事の事。そして石垣島に移住する計画の事。

ほんとうに香港、中国人の頭皮と髪は日本人に比べて強いのだろうか⁇

僕は香港で仕事をしている約4年間で感じている事は間違いなく日本人よりも強い‼️という事。

僕はケミカル的にどうこうとかは詳しくは言えません。
以前からいってますが、髪の毛に関しては日本人とはだいぶ違います。


これは海外で働いていないとなかなか分からない事だと思います。

頭皮に関しては日本人よりもカラー剤がしみづらい、痛がらないという傾向があるように感じます。

これは日本の薬事法的にもカラー剤に関してはかなり制限がかかってる事から考えても日本人の方が弱いと言えるのかもしれません。

大雑把に言わせて頂けば、カラーに使う2液の過酸化水素水はというものは、香港では日本で禁止されている2倍の強さの薬が普通に流通しています。

カラー剤、ブリーチ剤に関しても欧米で使われている物がそのまま使えます。

今回はブリーチをしてからのカラー。
頭皮にオンしてもやはりあまり痛くないとの事です。

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これは日本で使えない9%のオキシです。
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そして、シャンプーしてから2回目のカラー。
多少染みるみたいですが、全然大丈夫との事。
私をだったら痛くて死んでます…。
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綺麗なcafé au laitっぽい色に仕上がりました。

日本からセミナーなどでたくさんの講師の方やメーカーの方々が香港にも来ますが、きちんと調べておかないとなかなか受け入れてもらうのは難しいと思います。

パーマに関しては特に失敗する事が多いですね。
外国人に対する薬剤知識を持っていないと、まずパーマは失敗します。
メーカーの方もプロではない方もいるので、うまく情報が伝わってないのかもしれません。

普通のパーマでは、香港で多く流通している日本のメーカーのパーマ液では、中国系の髪の毛には綺麗にかけることはとても難しいです。

もちろん髪質やダメージ具合によっては、かかる人ももちろんいますが、日本にいる時のようにまったく万能ではありません。

欧米系の薬でも綺麗にかけるのは難しいです。

中国系の髪に反応しやすい還元剤を使う事が大切です。

香港人の髪はある程度の施術を繰り返しても、日本人の様に髪の毛に明らかなダメージが出る事は少ないです。

その国の人の髪質に合わせた薬剤選定が必要ですね。

仲田 誠
LABO hair&nail by IL COLPO 
Director 教育担当。

香港 CWB(銅鑼灣) 時代廣場(タイムズスクエア) にある 日系 美容室(美容院) で働く日本人美容師。

2~3ヶ月に1度のペースで日本でもサロンワークと勉強をしています。

東京の大型salonで店長をしてた時に香港への旅行がきっかけで香港へ移住。

日系サロンで働き、現在は香港ローカルサロンの中で最大規模のIL COLPO Groupでサロンワークと香港、中国でカット教育を担当。
Times square 9Fの店舗でDirecterをしています。

定休日:月曜、水曜。
毎週金曜日:チムサーチョイ、ハーバーシティー。

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廣東語,普通語,英語可。

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