香港人のカラーをしてわかる香港の美容文化。 | まことのこと。

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香港 広州 日系 美容室 ではたらく 日本人 美容師 仲田 誠のブログです‼︎
香港の事、趣味の事、普段の仕事の事。そして石垣島に移住する計画の事。

香港 CWB 時代廣場にある 美容室 で働く日本人美容師 仲田 誠 です。

今日はスタッフのカラーを朝からしました!
1ヶ月ちょっと前に染めたので色も無くなってしまいこんな感じです。
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では始めましょう^_^

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今回の希望はレッドバイオレット。
香港人は日本人よりもレッド系のカラーを好みます。
まあ、単純に好きと言うのもあるのでしょうが、元気に見えるとか、風水的?な物もあるかもしれません。
旧正月前は赤い髪の毛をよく見かけます。

混ぜるとこんな感じです。。

まさに    赤‼️

香港には日本で言うマニキュアなる物はあまりありません。
問屋さんに行けば日本のマニキュアもすぐ手に入りますが、サロンで使う事はあまりありません。

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僕のお店は香港ですがもちろん日本のメーカーの薬剤を使っています。
SHISEIDO、アリミノ、ミルボン…他にもたくさん。
もちろん日本のメーカーでも多少赤くはなりますが、日本のメーカーのは基本的に単品で使うとブラウンが強く出ます。日本人が割とナチュラルを好むからですかね。

ですので香港人のtechnicianいわゆるcolorlistはあまり使いません。
しかし日本のカラー剤の性能はほんとに素晴らしく。  

塗りやすい。
色が計算しやすい。
頭皮がしみにくい。
ムラになりにくい。
艶がでる。
白髪のカバーもしやすい。

などの理由からナチュラルな色味にする場合は、最近ではうちのお店の香港人カラリストもよく使っています。
こちらはSHISEIDOさんのカラー剤。

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そして今回使ったのはこれ!
WELLAのコレストンパーフェクト。
LOREALのマジコントラスト。

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髪の毛にオンするとこんな感じ。
いかにも赤くなりそうです。

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ラップで包んで。
20分。。

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すると。。


はい、綺麗に赤くなります。
当たり前ですが。。

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こんな感じに仕上がりました。
日本にいた時にはあまりやらなかったカラーが多くて面白いですね。

香港に3年以上いるせいか、香港人の髪型やカラーが来た当初よりも気にならなくなってきましたね。

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香港に来たばかりの駐在員や、美容師さんがよく言うのは香港人の髪型、カラーは奇抜でおかしい!

僕もそう思ってましたし。

グラデーションを綺麗に切れるかきれないか。
レイヤーとグラデーションをちゃんと使い分けられるのかなど、技術力の違いももちろんあるでしょう。

でも、その国の人を相手に仕事をするなら、その国の文化や美意識を知らないといけないとも思います^_^

僕が香港に来て初めて働いたお店は香港人の為の日系サロンでした。
僕自身海外で仕事をするならその国の人達と一緒に仕事して、その国の人たちの髪を綺麗にしてあげたかったので。僕にはちょうど良い環境でした!
そのおかげもあって僕のお客様は7割は香港人、1割は外国人、日本人は2割しかいません。
言葉もできないのにほんとにありがたいことです。
一般的な日系サロンの人達に聞くと7割前後は日本人のサロンが多いみたいですね。

その後に香港の会社に移って感じたことは

日系サロンに来て日本人にカットしてもらいたいお客様は日本の文化が好きだったり、ファッションがすきだったり、そしてなにより日本のサービスが好きだったりします。
ありがたい事ですね^ ^
香港人ではあるのですが割と美意識が日本人よりなのだと感じます。

美意識は近いので、目指すスタイルは日本と一緒なのですが、香港で凄く大切なのはそれを作るためのプロセスが日本とは違うということです。

1つは香港人のお客様が自宅で出来る範囲が日本人少し違うという事。

もう1つは美容院に行った時にお客様が、スタイリストに求める事が日本と違うということです。

これは僕の感覚で言えば日系サロンと香港のローカルサロンではまったく違います。

香港の会社で働いて香港で育ったトップクラスの美容師と出会って感じた事です。

やっぱりその国で生きていくにはその国の文化と考え方を知ることが大切ですね^ ^

未だに分からなくてもがきまくってますが。。

その国の人達が長い歴史をかけて作り上げたものですから、しょうがないですね^ ^


仲田 誠。

日本の大型salonで店長をしてた時に香港への旅行がきっかけで香港へ移住。

今は香港ローカルの中で最大規模のサロンでカット教育。
Times squareの店舗でDirecterをしています。


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