おはようございます

gw明けてから読み上げた本、都合7冊
いやもう、自堕落にどんだけ本読みしてたんだか?
中学生の時に読んで以来だった井上靖さんの「敦煌」
改めて読んでみて、歯切れが良いというかテンポが良かったんだなぁと思ったり
熊野古道にまつわる神話と旅の解説も2冊あったなぁ

そんな中でも最後に読んだのが「ぼんくら」
しばらく前の夕方、同作を原作としたテレビドラマの再放送をチラッとみてね
これが面白かったのだけど
毎日再放送なので夕方の再放送では見切れない

宮部みゆきは昨年「荒神」をこれまたドラマで見て面白かったので初めて読んだのだけど、すこぶる面白い
なんて言うか、さらっと流れていくんだよね
そこで「初ものがたり」を読んだ
これまた面白かった

なので、ドラマのつまみ食いでは話しがわからなかったからええい読んでしまえ!と

やめられない、止まらない!
どこぞのスナック菓子か?
とうとう、下巻は昨晩つらつら寝落ちしつつも読み、日曜だと言うのに明け方から読み上げてしまった
おいおいねー

主人公 同心 井筒平四郎はかなり自堕落な気質
出世に興味なく、面倒なことは避けて通りたい、世の中の当たり前みたいなことにはとんと興味がない
人を使うなんざ最も面倒なので、お上から押し付けられた?中間小平次だけは従えるものの岡っ引きとも繋がらない
ぼんくらというよりものぐさ
この設定そのものがたまらない
私の心の訴えを(そしてかなり実態を)そのまんまに生きている

ドラマを先に見たので読んでいて俳優さんの顔が浮かぶ
井筒平四郎 岸谷五朗さんと中間小平次 植本潤さんのコンビもドラマのまんまの顔が思い浮かぶ
笑っちゃうくらい、平四郎は岸谷さんの顔なんだよね

さて、井筒平四郎はこの後「日暮らし」「おまえさん」とシリーズになっているらしい
図書館にあるかなぁ?
てか、その前に予約して順番待ちしていた御庭番の二代目シリーズが貸し出し可能になってきたし、買っちゃったシグマフォースの最新刊「スミソニアンの王冠」も読まなきゃならん

寝不足だけど、これから二度寝するか?はたまた昼寝するか?
あぁ、自堕落な日々は続く…

そうそう、めんどくさい世の習いの一つ
仏壇にバラをお供えしてはいけません
…と、習って育ったのだけど
バラ供えたっていいじゃん
花買いに行くのだって面倒だしさ
庭で育てた花なんだしさ
バラの方は一気に咲き乱れ、乱れちゃって、少々間引いた方が良さそうなんだし
オババ様は生前花なんかしらねぇタイプだったけど、それでも庭のバラが咲くと、咲いたね咲いたねと喜んでいたのだし
トゲがあるから?そんなもんあげる前に、日々水を変えるアタシのためにしっかり取ってあるんだもの

などと盛大に心のうちでは言い訳しつつ
毎年一、二回は仏壇にバラ供えちゃうんだよね