日本デュアスロン選手権から始まった、デュアスロンシーズンも早いもので最終戦となりました。

例年以上に、展開が気になるレースが多く、自分が見ることが何より楽しくなってしまいました。
そんな、デュアスロンシーズンも最終戦です。ここまで積み重ねたものがぶつかり合う、素晴らしいレースになることでしょう。


昨年までは南関東ステージで開催されていた学生選手権が、今シーズンより最終戦に移動されました。

コースレイアウトや距離は、東海ステージと変わらず、

第一ラン5㎞
バイク30㎞(ドラフティング可)
第二ラン5㎞

という通常のレギュレーションで行われます。



これまでのステージと異なり、誰もがエントリーできるレースではありません。
CTL(カーフマン タイムレート リスト)
男子100位まで 女子20位まで
の選手のエントリーが可能です。

これにより出場する選手の平均値がぐっと上がりますね。



それでは注目選手を紹介していきましょう!

レースNo.1深浦祐哉
Go up/杉沢歯科医院
東北1位・北関東3位・南関東1位
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北関東ステージでは、若手の中村・安松選手に敗れました。しかし、それで火がつき南関東では復活優勝。Twitterでのチャンピオンシップ優勝予想アンケートでは1番人気で、多くの人に実力を見せ付けています。
どの選手も1stランから深浦選手の動きを警戒していることでしょう。

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レースNo.2 中村祐輔
明治大学 4年
東北3位・東海2位・北関東1位・南関東3位

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これまでの4ステージに全て出場し、全てで表彰台に登る実力をつけました。また、今シーズン唯一深浦選手に勝って優勝した選手でもあります。
併催されている学生選手権の個人優勝・団体優勝もかかっているため、さらに奮起することでしょう。
注目は力強い2ndラン。南関東ステージでは結果には結びつきませんでしたが、トランジッションから飛び出しで会場を沸かせました。


レースNo.3 安松青葉
日本体育大学 1年
東北2位・北関東2位・南関東2位
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1年生ながら、出場した全てのレースで表彰台。注目は全て2位でフィニッシュしていることです。安定した実力はあるものの勝ち切ることができていません。
同時に学生選手権の部でも中村選手に勝つかどうかで、団体優勝争いも変化することでしょう。ちなみに、昨年の南関東ステージには高校生である安松選手も出場していました。もちろん学生選手権に影響はしませんが、仮に安松選手を日体大の選手としてカウントしていれば、団体優勝は明治大学ではなく日本体育大学でした。それだけ優勝には欠かせない選手となるでしょう。


レースNo.4 三須龍一郎
明治大学 2年
東北9位・東海1位・南関東20位
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明治大学のツートップ。三須選手は、バイクの不安から安定感こそ欠けますが、優勝する爆発力を持っています。そして、優勝したのは、チャンピオンシップと同じコース設定である東海ステージでした。得意とするコースで、もう一度優勝を手繰り寄せることができるでしょうか。1stランから先頭を引っ張る姿も印象的です。


レースNo.5 田中文也
湘南ベルマーレ
東海3位・北関東5位・南関東5位

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今シーズンは出場するレースでは入賞を果たすものの、優勝争いの最前線からは遠い、苦しいレースが続きます。本来の持ち味を発揮できれば優勝してもおかしくない実力なだけに、最終ステージで、いかに切り替えることができるかが重要となります。目標となる世界デュアスロン選手権の出場権利を獲得するためにも、表彰台に立たなくてはいけません。

レースNo.6 栗原正明
チームエース
北関東4位・南関東7位

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日本デュアスロン選手権では優勝を果たした栗原選手ですが、カーフマンシリーズにその勢いを持ってくることができていません。1stランから先頭を引っ張り、レースの流れを作り出す選手ですが、自身の優勝の流れとすることができるでしょうか。


レースNo.7 北條巧
日本体育大学 2年
南関東4位

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日本体育大学の2番手となりうるのは、トライアスロンナショナル合宿にも選抜された北條選手です。カーフマンでも唯一出場した南関東ステージで4位とその実力を発揮しています。元々水泳出身の北條選手ですが、そのポテンシャルの高さから競技転向直後に強化指定を獲得するほどです。

上位3名の合計タイムを競う団体戦においては、中村・三須選手の明治大学、安松・北條選手の日本体育大学の2校が激しい優勝争いを繰り広げます。勝負の決め手は3番手の選手と見込んでいますが、この中の誰かが崩れてしまうと、優勝からは一気に遠のいてしまいそうです。


レースNo.8 肥後巧
東海大学 3年
東北4位・北関東6位・南関東9位
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トライアスロン若手有望株の肥後選手は、上位集団でレースを展開するもののこれまで優勝争いには絡むことができていません。
現状打破のために、新たな動きを見せるとレース展開に変化があるかもしれません。





学生選手権団体戦では、明治大学VS日本体育大学が予想されています。両大学の3番手候補というと、

明治大学は
山岸・斎藤・佐藤選手が団体優勝に貢献するための実力を備えているでしょう。

日本体育大学は
有島選手が3番手で予想されます。水泳出身の選手でトライアスロンの実力はつけてきていますが、1stランで出遅れてしまうと、厳しいレースとなりそうです。


ここまで、追いかけてきたデュアスロンシーズンも遂に終わりを迎えようとしています。最後の栄冠を手にするのは一体どの選手なのでしょうか!


ムコーダ


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