カーフマンシリーズは5試合中3試合を終え、折り返して後半戦に入ります。

後半戦は
2月12日 南関東ステージ
2月26日 チャンピオンシップ兼学生選手権

この2つを残すのみとなりました。


そこで、ポイントランキングの行方を追いながら前半戦を振り返ってみましょう。

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そもそもポイントランキングは各シリーズ戦の順位とは別にシリーズを通しての成績にランキングをつけたものです。
年度により若干制度が異なりますが、今シーズンのものを確認してみましょう。


エリートクラス ポイント付与数
順位1位2位3位4位5位
予選ステージ 1005020105
最終ステージ 1206024126


・1〜5位までにポイントが与えられる。獲得ポイントは表の通り。

・5位以内であっても先頭とのタイム差が男子5%女子8%でなければならない。

・最終戦(チャンピオンシップ)は獲得ポイントが多い。

・シリーズ終了後、1〜3位には強化費が与えられる。

この辺りを抑えておきましょう。
第3戦まで終了した時点でのランキングは以下の通りです。

1位 中村祐輔 170pt 
(東北3位、東海2位、北関東1位) 明治大学

2位 深浦祐哉 120pt
(東北1位、北関東3位) Go up/杉沢歯科医院

3位 安松青葉 100pt
(東北2位、北関東2位) 日本体育大学

3位 三須龍一郎 100pt
(東北9位、東海1位) 明治大学

5位 田中文也 25pt
(東海3位、北関東5位) 湘南ベルマーレ

6位 尾関駿介 10pt
(東北6位、東海4位) 神奈川大学

6位 栗原正明 10pt
(北関東4位) チームエース

6位 肥後巧 10pt
(東北4位、北関東6位) 東海大学

9位 久山司 5pt
(東北5位、北関東43位) 慶應義塾大学

9位 下村幸平 5pt
(東海5位) ボーマレーシング・セノビック


現在の首位は、第3戦でシリーズ初優勝を果たした中村選手。唯一3ステージでのポイントを獲得している選手で安定感が伺えます。

2位の深浦選手は50ptの差をつけらていますが、中村選手との対戦成績は1勝1敗。また、残りのステージはドラフティング許可のレースであるため、有利な展開に持ち込みたいところです。

同率3位の安松選手、三須選手も100ptで逆転が届く位置につけています。三須選手は東海ステージで同じ大学の先輩である中村選手を下して優勝。一気にポイントを稼ぎました。
一方、安松選手は優勝こそしていないものの、出場するレースでは確実に上位につけています。仮に残りのステージで優勝がなくてもポイントランキングでの1位を獲得することが可能です。

田中選手は2ステージでポイントを獲得していますが、ランキング上位を狙うには、優勝・準優勝で大会を盛り上げる必要がありそうです。1勝を掴み取ることが成績以上に重要な意味を持ちそうです。

日本デュアスロン選手権チャンピオンの栗原選手は6位で差をつけられています。東北・東海ステージに出場していないことが最大の要因です。しかし、残りの2ステージで優勝する期待は大きく、ポイントランキングでの逆転も可能な範囲です。

栗原選手と同率6位の尾関選手、肥後選手は上位で戦う力があります。まだ、勝利には至っていませんが、一度の勝利で勢いが増していくでしょう。


まだ、レースに参戦していない選手にも注目です。スタートリストは未発表ですが、オリンピック出場経験のある、田山選手や細田選手などトライアスロン界のレジェンドが参戦する?とも言われています。

他にもまだ頭角をあらわしていない新星の出現などによって、順位の変動は起こり得るでしょう。



今シーズンから出場定員が80名から100名に増えました。また、学生選手権がチャンピオンシップと併催されることになり、南関東ステージが予選ステージに変更されました。

ここまでの3戦は定員を超えることはありませんでしたが、南関東ステージはエントリー開始間も無くして締め切るほどの人気ステージとなりました。
前年までは学生選手権に出るために各地の予選を戦っていた選手が、負担のある地方への遠征を避けた結果でしょうか。

100名の選手が一斉に走り出す勢い。
スイムよりもタイム差の少ない状況で、バイク集団の形成。
デュアスロン強豪勢とトライアスロン強豪勢の共演。
毎年選手を襲う南関東ステージの暴風。

などなど第4戦南関東ステージも見所がたくさんですね!



ムコーダ

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