僕が、アジア好きな理由の一つが「格安マッサージ」の存在である。
ちなみに、決してエロマッサージではなく、普通のマッサージなので男性諸君は期待しないように。
前置きはこれくらいで、ブリちゃんとマッサージ屋に行ったんだけどのお話です。
僕が、ブリちゃんにジャワのマッサージについて聴くと「安いマッサージあるけど行く?。行くなら俺もしてもらおうと思う。」と言うので、一緒にマッサージ屋に。
安いマッサージ屋というくらいなので、なんか事務所みたいな店構えのところに到着。
ブリちゃんが言うには「1カ月くらい前来た時、1000円くらいで気持ちよかったよ。」とのこと。
でも、今日は休みたいで、近所にあるブリちゃんも初めて行くマッサージ屋に。
ここは、なんか薄暗い店内で、確かに一時間1000円くらいの料金。
店内はベニヤ板みたいなもので区切って個室にしていて、ブリちゃんと別々の個室に入るように言われる。
この個室には、マットレスが1枚敷いてある。
このマットレス![]()
見るからにかなり汚い!
粗大ごみで出てるマットレスを遥かに汚くしたダニの巣窟みたいなマットレスで、なんかヤバい雰囲気全開である。
すると、大柄な50歳くらいのオバサンが入ってきて、片言の英語で「服を脱いで横になって」とナメタことを言うのである。
「え!このマットレスに裸で横になるの?服のままでエエやん。」と思わず日本語で文句を言ってけど、オバサンは日本語わからんので、部屋から出て行っちまった。
郷に入れば郷に従えの精神?でパンツ一丁になり、マットレスに横になったのである。
案の定、ホンノリ湿ったマットレス・・・。
さて、再度さっきのオバサン登場!
開き直った僕は「ほんまにマッサージ上手いんやろな!ジャワマッサージの真髄を見せてみろ!」とどうせ分からんやろうから日本語で挑発したのである。
直後、オバサンが「パンツも脱げ。」と言うではないか!
「パンツも脱ぐ!」意味不明である。
まさか、挑発した日本語を理解しての逆切れか?!
僕がインドで格安アーユルベーダを受けた際も、フンドシ巻いた記憶がある。
でも、真っ裸でのマッサージはマコト史上古今例がない!
強敵である。それで、ブリちゃんに「パンツ脱げって言ってるけど、どうなん?」て聞くと、ブリちゃんは「もうパンツ脱いだよ。」という即答。
「ちょっとは悩めよブリちゃん!」と思うも、ジャワマッサージはそんなもんかな~と勝手に納得。
でも、このマットに全裸は嫌やな~。
オバサンによる伸びの悪いクリームを使った気合の入ってないマッサージが始まるも、全く気持ちよくない!
すると、オバサンの手が次第に股間に手が伸びてくるではないか!
「おい!辞めろ、普通のマッサージしろ、疲れてるんだから!」と言うも、オバサンは聞く耳もたず「スペシャルマッサージ3000円」とか抜かしてくる。
「ふざけんなよ!」と言おうとすると、隣の個室からブリちゃんの文句が聞こえる。
すぐに、着替える音がして、ブリちゃんが「マコトさん、この店おかしいから出ましょう!!」と天の助け。
僕も着替えて、金がどうのこうのと言ってくる従業員を無視して、外に出たのであった。
ブリちゃんは「近くの店が普通の店だったので、ここも普通の店と思ったよ。スイマセン。」と平謝り。
続いて「パンツ脱げと言われておかしいと思った」と話してきたので、「おいおい先にそれ言えよ。貞操の危機を迎えたやないか
」と心の中で突っ込んだ、ジョグジャカルタの夜であった。
長くなったので、つづく










