ブリちゃん!他にマッサージないの??
少し考えてから、ブリちゃんが「行ったことないし、ちょっと高いと思うけど、行ってみる?」との提案。
僕たちは中途半端なマッサージを受けた身、例えるなら焼肉屋に入って匂いを嗅いで、タレだけ舐めて店を出てきたような可哀そうな男達なのである。
そう!マッサージ難民なんです。
そして、ブリちゃんの単車に乗り到着したのが、かなり綺麗で大きな建物。
さっきと全然ちゃうやん!
入ってすぐにネオンで〈NO S●X〉の看板。(アメブロコードに引っかかるので推測して下さいね。)
なんじゃここは!!
待合で待ってると、ブリちゃんが「壁は桜の絵とか、置物が日本ぽいでしょ?」と話してくる。
そういやそんな感じするな。
外国人のイメージする日本ぽい。
ブリちゃんに「ここは日本人の経営じゃないよね。インドネシア人の経営?」って聴くと、ブリちゃんが「中国人の経営だよ」と即答して、ちょっと政治的な話をしてくれた。
ここでブリちゃんの話を要約すると、
○在インドネシアの中国人の経済力がインドネシア人より高く、国の経済を中国人に牛耳られることへの反発があること
○インドネシアでは数年前に中国人の排斥運動が起こったこと
○現在でも、インドネシア人の多くは中国人に良い感情を持っていないこと
といった感じである。
そんな訳で、この店も中国を全面に出すと客が入らないから、良い感情を持っている日本っぽい内装になってるらしい。(あくまでナンチャッテ日本やけど)
さて、ブリちゃんが「マッサージする女の子を選んで!」と言ってくる。
え!選ぶ?!なんのこっちゃ!?
なんと店内のカウンターにアルバムがあり、1ページごとに綺麗な若い女性の写真が貼られており、写真脇には年齢と身長が書かれている。
つまり、タイプの女性を選ぶシステムなのだ!
面倒くさー、マッサージする時、ほとんど、うつ伏せやん!
それに仰向けになっても僕は大抵、目を閉じてるし・・・なんか意味あんのか~!?
身長よりマッサージ歴とか熟練度書いて欲しいわ~。
と思いながらも、好みのタイプの女の子を無意識に探してしまう男のサガが悲しい今日この頃である。
でも、店は繁盛してるようで、数人しか空きがある女の子はいないので、ブリちゃんが「この子可愛いね」と言ってた20歳の子を指名。
(指名しないと店が困るようなので・・)
もちろんブリちゃんは好みの子を指名。
30分ほど待たされて、けっこう綺麗な半個室に通される。
隣の部屋はブリちゃん。
当然全裸になることなく、専用のマッサージ服に着替えると、指名した女性が入ってきて、名前を聴いてくるから、当然「のび太!」と答えると、いつもながらの大うけで、彼女の心をゲットである。
でも、意外に英語が上手くないので、時折、隣の部屋のブリちゃんが、助け舟を出してくれるので、千鳥足の意思疎通。
本当に普通のマッサージが始まる。マッサージの種類は中華系っぽい感じ。
腕は、可もなく不可もなくというレベルで、マッサージにウルサイ僕としては微妙な腕なのだ。
初体験だったのは、女の子が天井に取付けられたバーを持ちながら、僕の背中に乗りながらする踏みマッサージ!
この踏みマッサージ、映画チャーリズエンジェルでリューシー・ルーがこの踏みマッサージで、男の首を折って暗殺していたので、なんかヒヤヒヤしてしまった~。
まあ、結論からいうと、あんま気持ちよくないわ~。日本でもあるんかな~?
さあ、軽くシャワー浴びて、マッサージ終了。
1時間2000円也。
ブリちゃんは、お気に召したようで、今度お客さんが来たらここに連れて来ようって言ってました。
ちなみに、カメラ忘れたので写真なしですいません。