本当に久しぶりの更新です。

去年の10月からだ・・・。


去年の10月といえば、日本ろう者劇団の「ハンナ」の公演があった。 

上演二週間前位から、フランスのIVT(国際視覚劇団)の演出家の

レヴェント・ベシュカルデシュ氏を招いて一緒に稽古を進めてきた。

今までに無い演出技法であり、一人一人の役者に対してきめ細かに

場面に対しての気持ちや、動きの意味を確認しながら進めていた。

それだけでなく、人柄もよくて役者の持っている可能性を大切にしながらやっておられた。


ようするに『人間尊重』という精神の持ち主であるといっても過言ではない。

レヴェント氏という人間の振る舞いに今までにない刺激をもらった。


レヴェント氏からいろいろ学んだことでやってみたいことがある。

私は演劇を始めて5年目を過ぎたばかりである。

演劇を通して色んな人に出会い、大道具等の現場をみてきた。

あくまで私の所属する劇団であるがその中で、私としては『演出』に魅力を感じている。

何故なら演出はひとつの作品に関わる人、みんなと接しなければ、いいもの作れないと思っている。

そこまではやれる余裕はないがそれくらいの気配り、振る舞いが大切になってくる。

そういった立場はやっぱり大変だけど憧れる。

今年、一つの作品を演出、出来たらやってみたい。


次は11月23日から27日まで新横浜のラポールにて行われた、

「聾ろうロウデフアートフェスティバル」について書いてみようと思う。