今日1月22日、我が滋賀県と石川県に気象庁の「顕著な大雪に関する気象情報」が出されたとのこと。
幸い、滋賀県の琵琶湖大橋より南に当たる南部に居住している為、北部の彦根等の大雪にはならなかったものの、ニュースを見ていると、雪害の影響は計り知れないものになっている。
こんな状態でのんびりブログ等も叱られるだろうけど、雪というと真っ先に、正岡子規の
いくたびも雪の深さを尋ねけり
が浮かんでくる。
病床の子規が、自力で立って外の雪を見られないので、何度も家人にその深さを尋ねているのだが、ここに雪の中での家族のほのぼのした情景が浮かんでくる。家族の人も、何回も同じ事を聞いてくる子規に面倒臭がらず、苦笑いしながらも答えている様子が浮かぶ。
子供の頃から、たまに雪が降ると嬉しかった事を覚えている。特に雪解けの校庭でのサッカーなんかも脳裏に残っている。
雪溶けて村一杯の子供かな
小林一茶である。そして、この地に生まれ育ってもう半世紀以上
これがまあ終いのすみかか雪五尺
も一茶。そんなに豪雪地帯でないけど、同じく好きな俳句である。
このように雪には、自分としてはそれほど深くもないし、楽しい思い出が多く、また俳句の世界でも中々被害が激しい状況等は詠みにくい部分もあり、子供の頃の思い出や郷愁を誘うものが圧倒的だと思う。
では、少し暗いイメージの俳句としては
限りなく降る雪何をもたらすや
という西東三鬼(さいとうさんき)の句が上げられると思う。
とめどなく降る雪が、何をもたらすか。
雪害の多い地域の方には、不安、恐怖等の感情しかないけど、そうでない地域の人には、
「この大雪が終われば暖かい春が来る」
という希望もあるだろう。
どうか今雪害の地域の方には、そう思って欲しいと思います。
歳時記には、
「雪は、天から送られた手紙」
とある。勿論俳句の世界では、よいイメージの手紙なのだろうけど、その手紙にしっかり返信する為に、雪害地域の人々は、体調に注意しつつ、頑張って欲しいと思います。
確かに、うっすらと積もる雪に朝日等があたると美しい光景を作るだろうけど、その一方多すぎる積雪に苦しむ地域には、
白魔(はくま)
という言葉があることを忘れてはいけないと思う。英語では、もっと怖いイメージのホワイトデビルと言うけど…😃💦
この極端な白い悪魔、どうか早く去ってしまう事願います!もう、立春は目の前です!