今日12月8日は、「開戦記念日」。
84年前の昭和16年、米国との
太平洋戦争の始まるきっかけとなった
真珠湾奇襲攻撃の日。ここで勝利を
納めた日本軍は、その後戦争へと突き
進む訳だが、歴史的結果からみると
日本の暗黒時代。
この真珠湾奇襲の指揮を取ったのは、
連合艦隊司令長官の山本五十六元帥。
だが山本は、米国の圧倒的国力を熟知
しており、開戦しても長期戦は不利と
「短期決戦、早期講和」
を目指していた。だが、奇襲に成功し
たものの、米国主力空母のレキシント
ン、エンタープライズが真珠湾にいな
かった事が、米国の戦争国力を維持さ
せ、結果長期戦になって、日本は、お
よそ3年半後に敗戦となる。
こんなよく知られている歴史を横に、
歳時記を見ると、今日は「事納め」と
ある。
正月を迎える為に、主にその年の
収穫に感謝して農事を終らせる
と言う意味(歳時記によっては載って
いないものもあるみたい)だけど、
「事納め」という響きからして、山本元
帥も、
早く戦争と言う事を納めたくって
この日に開戦を踏み切ったのではなか
ろうか…といういつもながらの、超飛
躍的妄想に取り憑かれてしまう。
山本元帥は米国という大国を知っ
ている以上この国との長期戦は、
絶対無理と分かっていたものの、
国の方向が戦争に傾いている為、
先制攻撃で米国に大打撃を与え、
戦意喪失させて早目に講和に
持ち込む
と言った思惑だったか…。
でも誤算は、米国主力空母がいなか
った事、加えて「交渉決裂だから、
戦争始めますよ」という最後通告が
日本側の通信の遅れで、真珠湾奇襲
が始まって約1時間後に米国へ届い
た為に「卑怯な騙し討ち」みたいな激
怒の感情を米国側に生んでしまい、
益々反骨精神を高めてしまった事も
予想だにできなかったことだろう。
こうして、うまく「事納め」が叶わな
かった結果となった。
そして今日の歳時記カレンダーには、
七十二候の「閉塞成冬」とある
(へいそくふゆとなる)
季節がいよいよそ初冬から仲冬に
移り、本格的な真冬になる
という意味となる。
なんか、これから冬の時代に向かう
この開戦記念日の勝利もぬか喜びに
なってしまう暗示なのかとも思えて
しまう。そして米兵(戦死約2400人)
を含め多くの人の命が失われた事は
いたたまれない気持ちになる。
何故12月8日だったのか?それは、
当日日曜日で多くの米兵が休日で
戦艦も多く接岸していたから…だ
そうです。ここにも、戦争の空しさ、
悲しさが漂います。
今も同じ地球上でいくつも戦争が
起こってますが、1日も早く
「事納め」になる事
を祈らずにはおれません。
2025.12.8開戦記念日にあたり


