朝ドラの『 虎に翼』に影響されて、「日本国憲法」を長谷部恭男氏の解説が付いた2019年の岩波文庫版で読みました。
大日本帝国憲法などの関連文書と合わせて200ページほどの薄い一冊なのですが、朝 ドラの第1章が終わったので、改めて読み返したくなって、読みました。第14条を読み上げることから始まり同じ文で 終わったこの章は、素敵だったと思えます。 弱き者をひたすら虐げ続けていた帝国憲法のもとでの法体系とその運用の残酷さを描きだしたこのドラマは、やはり凄いです!旧憲法の方が良かったと主張する人たちの 誤りを 声を荒げずに 指摘していたのは、 良かったと思えます。もっとも、台湾や朝鮮半島の人たちが 見舞った日本帝国の敗北後の惨劇のことを思うと喜んでいるだけではいけないと思えますが。史実ではモデルがいけないとされている香淑さんを作り出した意味が描かれるのは、まだこれからのようですから。
また、共産主義や社会主義の正義を信じた人たちが世界の至る 所で犯し人々を苦しめることになる悲劇に踏み込むかどうかも謎ですが…
でも優三たちがいなくなった後を 、寅子たちが生きていく姿を見ることで、勇気がもらえるような気が私はしています。
それから、日本国憲法を読み返すには絶好の機会のような気がします😅
このテキストで読みました!
日本国憲法制定のいきさつについての 定番と思えます!
日本国憲法制定の背景を知るには欠かせません!