久しぶりに、墓に行ってみた。
新しく墓に埋葬された人物は、いなかった。
墓参りしてもそこに父がいるわけでもなく、それほど思い入れがあるわけでもなく、ずっと来ていなかった。
10年ぶり以上かもしれない。
墓守をしているのは次兄なので、確かに花は手向けられていた。
多分、秋の彼岸辺りに参ったのであろう。
しきび?はまだ青かったが、供えられた菊の花は萎れていた。
墓参りは、普通午前中になされるのであろう。
お昼前に出掛けたのだが、昨日は兄は参ってはいなかった。
僕程ではないにしても、次兄にとっても父は忘れられた存在なのかもしれない。