人が一杯。
信じられないくらいの人だった。
ほぼ舞台から50メートルは離れていたので、5人の姿は豆粒ほどの大きさ。
ビジョンで、そこそこ綺麗に写っていたが、画面の切り替えが激しくて目が疲れた。
武道館ホールの音源を聞いていたので、どんなにひどい演奏になるかと思っていたが、結構聴けた。
何曲か聞き苦しいノイズが走っていたのは残念だった。
音がスカスカなのは分かりきっていたので、それはそれで懐かしい気持ちになれた。
二人のギターの割り振りやら、ソロバートの拙さが、やはり懐かしくもあり素晴らしく聴けた。
トッポさんの歌声がかなり振幅の大きなもので、少しだけ聞きづらかった。
それでもやはり、ザ・タイガースに沢田さんと並んでのボーカルスタイルには欠かせないものだと感じた。
沢田さんの声は、昔に比べるとやはり重たくもあり張のある声で、武道館ホールの音源よりは遥かに音程が正確に歌われていたのは、とても嬉しかった。
ドラムスのリズムも、とてつもなく走る事なくほぼ気分よく聞けたのは嬉しかった。
サリーさんのベースやら、太郎さんのギターとハーモニカは、とても懐かしい思いにとられたが、とりわけサリーさんのベースは、これからも聞かせて欲しいなと、思った。
5人だけのザ・タイガースのコンサートは成功だったと思えた。
もう少し経済的に余裕があれば、東京ドームのコンサートにも出かけて行きたいなあ、と感じた。
テレビ番組の為の録画録音するらしいので、期待したいものだ。
それにしても、あんなに多くのザ・タイガースのファンが揃った姿は初めての体験だった。
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